2014年8月20日東京-福岡12回戦

スコア

シンデレラ・リーグ 東京-福岡12回戦 明治神宮野球場(東京6勝5敗1分)
福岡 101 000 000-2
東京 110 300 00X-5
(福)●宇佐美、央持、アキラ-五五一
(東)○キャリオン、S長峰-牛島

戦評

 マジック5となり優勝へと秒読みとなった大阪。これを追う両チームの一戦だ。
 3位の東京は、現在引き分けを挟んでの6連敗中。ここで悪い流れをなんとか止められるのか。

 一方、大阪を追う2位の福岡。奇跡の逆転優勝へともう絶対負けられないなか、東京を退けて大阪へ最後の追撃をかけることができるのか。

 1回表、東京の先発・キャリオンから、福岡の好調1番打者・廖がヒット。盗塁を決めてから2死となるも、4番・古宿がキッチリとレフト前へタイムリー。福岡が1点を先制する。

 福岡の先発は、6月15日以来2ヵ月ぶりの先発となる宇佐美。不調続きで2軍落ちを経た開幕投手が、ここで再起なるか。
 ところが1回裏、東京先頭打者の模都が、その宇佐美の初球をいきなり叩いて3号ホームラン! 東京があっという間に同点に追いつく。

 さらに2回裏、宇佐美は先頭の乙川にストレートの四球。ここから東京は1死1・3塁とすると、シャレットのスクイズで勝ち越し。東京が2-1とリードを奪う。

 3回表、福岡も反撃。風間が2死から四球を選ぶと、四之宮、古宿が連続ヒット! 古宿の2打席連続タイムリーで同点に追いつく。

 4回裏、東京は1死から相坂がヒットで出ると盗塁を決め、牛島のタイムリーでふたたびリード。さらに四球などで2死満塁とすると、実原がレフトへの2点タイムリー! 東京が5-2と大きくリード。この日もやはり、宇佐美がこらえきれない。

 5回表、福岡も1死1・3塁とチャンスを作って四之宮・古宿へと回すが、ここはキャリオンが踏ん張り無得点。

 5回裏には1死1・2塁、6回裏には2死満塁と立て続けに東京が宇佐美を攻めるが、山口のファインプレイなどもあり追加点は入らず。

 結局、宇佐美は6イニングすべてで2塁にランナーを送るも、なんとか5失点で交代。7回には央持、8回にはアキラが上がり、なんとか追加点を許さない。

 しかし、キャリオンが中盤から立ち直り、6回以降は福岡がチャンスも作れず無得点。そして9回表、東京はじつに6月4日以来の登板となる守護神・長峰がマウンドへ上がる。

 ひさびさの公式戦となる長峰は、一死から五五一にデッドボール。さらに代打の二神にヒットを打たれ、福岡が1死1・3塁とホームランが出たら同点という場面を作る。
 しかし、ここから長峰が本領発揮。廖、代打の蛭神を連続三振に取ってゲームセット! 長峰がひさびさの登板で10セーブめを上げ、東京が連敗ストップ。
 一方福岡は敗れ、大阪のマジックは4。福岡は、開幕投手の宇佐美にチームの命運を賭けた先発起用だったが、この日も実らなかった。

責任投手・本塁打

[勝] キャリオン (3勝2敗)
[S] 長 峰 (10S)
[敗] 宇佐美 (1勝5敗)
[本] 模 都 3号①(宇佐美)

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最終更新:2014年08月21日 00:46