2016年6月26日横浜-大阪3回戦

スコア

リーグ交流戦 横浜-大阪3回戦 横浜スタジアム(横浜2勝1敗)
大阪 000 020 001-3
横浜 000 000 000-0
(大)○八十嶋、S川澄-鹿島
(横)●法条、紗知、宇迦乃-真中、高城

戦評

 横浜スタジアムで行われる開幕カード以来の横浜対大阪の第3回戦。
 横浜は防御率1点台、3勝負けなしと好調の法条、対する大阪は現在2連勝中の八十嶋が先発。

 初回、お互い完璧な立ち上がり。横浜法条が三者凡退で終わらせると、大阪八十嶋も三者凡退。あっさりと初回の攻防を終える。
 しかし2回、法条はピンチを迎える。一死から阪宮を四球で出塁させてしまうと、続く右川の打球をショート久慈がフィルダースチョイスで一死一二塁。迎える鹿島をの打球、いい当たりだったが法条自らのファインプレーが飛び出し二死。そして続く球磨川を凡打にとりピンチを抑えた。
 3回にも横浜いきなりのピンチ。先頭のダリアにスリーベースが出て無死三塁。しかし法条、慌てることなく自分の投球を見せ、続く森下を打ち取ると、後続のカミュ、善行寺を連続三振に切って取り大阪に得点を許さない。
 さらには4回にもピンチ。先頭の伊達にデッドボールを与えてしまうと、続く阪宮にヒットを許し無死一二塁。しかしここも法条は意地の投球。右川をレフトへの凡打へ打ち取ると、続く鹿島を三振、さらには球磨川にいい当たりが出るもショート久慈のファインプレーでまたもピンチを無失点に凌ぐ。

 対する八十嶋、4回を終わりここまでランナーを得点圏に一度も進ませない好投を見せ、打線の援護を待つ。大阪は初回以外の3イニングは全て得点圏にランナーを進めているため、好投の八十嶋を援護する先制点が欲しい。
 そして試合が動いたのは5回だった。先頭のダリア、森下が連続のヒットで出塁すると、迎える2番カミュが走者一掃の先制タイムリースリーベース。ランナーを出しながらも得点できなかった大阪にとって大きな先制点。逆に、ここまでずっとピンチを凌いできた横浜にも痛い得点となる。しかしなおも無死三塁、大阪はさらなる追加点のチャンスも法条は崩れることなく自分のピッチングを見せ、続く善行寺、伊達、阪宮とクリーンナップを凡退に抑えた。

 その後は両投手が好投を見せ、試合は順調に進み7回が終了。
 迎える8回表、横浜のマウンドには法条に代わって紗知があがる。しかし一死で阪宮の打球をセカンド三柴がエラーをすると、続く右川にレフトへのヒット、さらに二死から球磨川のヒットが出て二死満塁のピンチ。しかし、迎えるダリアをセカンドへの凡打、次は三柴がしっかりと捌いてスリーアウトチェンジ。
 その裏、八十嶋は初めてのピンチを迎える。宮島に代わって代打高城にいきなり四球を与えると、三柴に代わって代打戸塚にも四球を与え、無死一二塁のピンチ。ストライクが入らずピンチを迎えるも、続く伊達成実をショートの併殺に打ち取ると、続く真中に代わって代打囲もショートへの凡打に打ち取り流れを与えない。

 そして9回、大阪のマウンドには守護神川澄。完璧な投球で3人を打ち取りゲームセット。
 大阪は八十嶋の好投で横浜相手に今季初勝利を決め借金を1と減らした。
 反対に横浜は今季初の3連敗。今季は安定して首位を走っていたが、2位熊本に残り2ゲーム差まで詰め寄られる結果となってしまった。

責任投手・本塁打

[勝] 八十嶋 3勝1敗
[S] 川 澄 8S
[敗] 法 条 3勝1敗
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2016年06月26日 17:07