天戦の章
やがて、この世界の均衡に崩壊が訪れる。
光天使と闇天使の間で後に天戦と呼ばれる争いが始まった。
その争いは、この世界に住まう種族たちをも二分した。
守護者の章 第一
神龍リィン・リーアンは、この世界に訪れた
均衡の危機と戦うため、守護者となる
10人の魂の輝きに優れたものを選んだ。
均衡の危機を神龍に知らせたヒューマンの少年「アザルス」
守護者の章 第二
屈強なドワーフ「アミジーム」
元素の言霊(魔法)を操るエルフ「イシーク」
誰にも負けない器用なポークル「マハ・イザン」
守護者の章 第三
神々の加護を得て癒しの力を得るノーム「ルシェタ」
やさしさと強さを併せ持つラウルフ「ダルアート」
陽気で誰よりも早いフェアリー「ミウル・チヨ」
守護者の章 第四
巨躯と怪力のティターン「オーガン」
全てのものを魅了する美声のフェルパー「クー」
最も無口で最も賢いムーク「テルジャ・パ・ラヤ」
彼ら10人の守護者は後に、神の御心を人の世に伝える
「十賢者」として伝説になる。
神話の終焉の章
リィン・リーアンの身の犠牲と守護者達の奮闘により
この世界に訪れた害悪は封じられ、
世界への干渉は終った。
だが、戦いの爪痕は深かった。
世界を二分する戦いは、光の陣営が勝利したが
光天使は、この世界を去って行った。
大敗した闇天使率いる闇の陣営は、
アラスシュタン大陸の地の底・・・・・・
監獄と呼ばれる閉鎖空間に閉じ込められた。
そして守護者たちは、害悪を封じた楔の本質を
アザルス大陸に封印するとそれを守護することを
その地に残った人々に託した。