| + | コンテスト一覧 |
国旗追加(2023/07/09)
テンプレ統一運動(2021/10/14)
アーキル連邦の構成国の一つ。
ザイリーグ砂漠にぽつんと存在する、ニヂリスカと並ぶもっとも"最貧国っぽい"印象の国家一つ。
何から何まで絶望的にツイていない国で、不思議な事がいっぱい起こるパルエ世界の反動が全てオデッタに流れこんでいる。
一応は独立国だが、人種から経済、文化までアーキル化されてしまい、オデッタという地名のみが彼らのアイデンティティー。
何から何までダメダメだが、愛国心だけはパルエ屈指の強さだ。
 国旗 |
||
| 公用語 | オデッタ語(話者0.3%) アーキル語(話者99.7%) |
|
| 首都 | オデチア | |
| 最大の都市 | オデチア | |
| 通貨 | オデチアンディナール(普及率3%) 連邦ディナール(普及率97%) |
|
| 国歌 | 大オデチアの栄光 | |
| 民族構成 | オデッタ系 |
80%
|
キャラクター・パレット
1:系 2～3:系 4～6:系
オデチアと呼ぶ。オデッタ人は通常オデチアンと表記する。
語源は砂漠の民"オーヂット"から。もともとはアーキル首長国領土内に集団で侵入して略奪を行うなど暴れまわっていた、と連邦図書館の古文書に記されている。
オデッタ人民国内には書物がないので、彼ら視点の記述は存在しない。
N/A
"おでたちは、ずーっとここにすんでる
とっつぁんも、じっさまも、ひぃーじっさまのときから、ここにいえがあった
むかしは おーぢっと とよばれたゆうしゃたちが このたいりくをまとめあげていたっていうのが ほんとうのはなしさ。
おはなしはここでおしめーだ つづきがききたいなら その ちよこ よこしな。"
真面目なおはなし
オデッタ民族はパルエ紀元前500年頃からザイリーグ砂漠の北部、北アノール地方に定住していました。
今でこそその技術は失われてしまっているが、彼らは建物を立て、道具を作り動物を狩って生計を立てていたといいます。
▲古代オデッタ文明と族長オデッサ
紀元前550年ごろに入ると、"オデッサ"と讃えられる女族長が出現し、オデチアンをまとめ上げて周辺の小集団の農作物を略奪して回り、オーヂット帝国を建国するなどオデッタ文明は絶頂を迎えます。当時の他国といえば未だに石器時代に片足を突っ込んだ程度。そんな彼らも、オデチアンの略奪に対しての我慢が限界に達して幾度か戦士を送り込みましたが、"オデッタの牙"と呼ばれる6階建ての櫓の前に敗走しました。
首都には空中庭園がそびえ立ち、現在のフォウ王国のあたりから伸びる数百キロにわたる水路が砂漠を潤わせ、食卓にはカノッサ湿地帯から送られてくる多種多様な果物が並び、市民たちの間では幾何学パズルが流行するほど知識が高まりを見せ、初歩的な外科手術も行われいたようでした。
(また第三期に入ってなお再現が不可能なオーパーツであるラジネル晶の精製技術をもっていた。この技術は後にスクルフィルへ伝わることになる)
しかし、オデッサが下痢による脱水症状を起こして亡くなると、
オデッタ人たちは急速に没落し、建物を作る技術も、道具を作る技術も、動物を狩る知識も失われ、今に至ります。
▲現在のオデッタ
オデッサのことも数百年のうちに忘れ去られ、今では彼女をたたえて作られた砂像がぽつんと地平線に残っているだけです。
その砂像もオデッタ人たちにはとうの昔に意義を忘れ去られ、ニヂリスカ人が嫌がらせに作った怪物だと認識している模様。
オデッタばんざい
オデッタ人はとても誇り高く、正直者。
アーキルのことを「大オデッタに寄生するやっかいもの」だと罵りながらも、アーキルからの支援は大事に大事に使い潰す。
食べ物はチヨコひとかけらも残さず、石炭もほうきで集めて最後まで使う。物を大事にする国民性が特徴です。
おさとうがだいすき
オデチアンディナールよりも連邦ディナールのほうが数兆倍の価値があると言われていますが、オデッタにはもっともっと価値あるものがあります。
砂糖です。砂糖の重さでオデッタ国内の日用品のほぼ全部のものが購入できます。
彼らは年に1度の砂糖の配給が来ると、連邦チヨコにまぶして家族と一緒に団欒を楽しむといわれています。
でていけ、クルカ!!
ネジ一本ですら貴重なオデッタ国内において、眼に入るものを見境なく食べたり隠したりしてしまうクルカは大迷惑です。
部屋の隅で砂糖をなめていたクルカはつまみ出されること必至です。
でも、オデッタ人はスカイバード信仰を持っているので、スカイバードの仲間であるクルカを殺すことは決して許されません。
打倒ニヂリスカ
隣国のニヂリスカ人は永遠のライバル。
3日に1回は宣戦布告している。オデッタの宣戦布告は、周辺国にとってはオデッタ人民国の定期生存確認のようなものとして思われているようだ。
とにかくニヂリスカが大嫌いで、どんなときもニヂリスカのせいにする。
道端で転んだら「ニヂリスカめぇ～怒」 クルカにチヨコを食べられて「ニヂリスカめぇ～怒」 自分で爆弾を誤爆させて「ニヂリスカめぇ～怒」 熱いものを食べて「ニヂリスカめぇ～怒」
おそらく、隕石が落ちてきても、月食が起きても、たぶんぜんぶニヂリスカのせいにする。
人材自体は優秀
怠け者と曲者が多いパルエ人ですが、実はオデチアンほど真面目な国民はいません。
教育がまるで整備されていないので、毎日砂粒を数えて一日を過ごしていますが
アーキルやメルパゼルへ引き取られたオデチアンの子どもたちは、知識を異様なスピードで吸収し、優秀な学者となることが多いそうです。
また、勇猛果敢で恐れ知らずな彼らは、マトモな武器と戦術さえ叩き込めば皇国人もびっくりのとんでもない兵士と化してしまうポテンシャルを持っています。
※イメージ (Civilization IVより)
クソである。
砂漠と石と乾燥した空気と岩とやせ細った草と土がある。
水源もなく穀物地帯もない。雨はふらないが砂嵐はたまに吹く。
地平線まで平坦な地形が広がり、谷や丘といった特殊地形もない、使えない地が広がっている。
首都にはバラックが集まっており、中央広場には連邦からの生活物資が日々投下されている。
首都の経済はこの支給品の物々交換活動で賄われているようだ。
また郊外には大使館街があり、オデッタで最も都市化された区域である。
第一次産業:クソである。
第ニ次産業:クソである。
第三次産業:クソである。
おおまかに言うと、クソである。
人智を超えた神のような存在に意図的に作られたと考えられるほどの、壊滅的な立地により産業どころか農業もままならず、アーキル本国の支援にどっぷりと浸かっている。
毎週送られてくる食料と水と燃料と衣服と木材と鉄資源と日用品がないと国体を維持できない。
そんなこんなの生活を続けていたら知らないうちにどんどんアーキル化していってしまった。
最近はオデッタ政府も危機感を覚えたのか自国産業の育成を決心、晴れてバネの生産を開始した。
そんなオデッタでも北半球で唯一誇れる分野が、火薬ロケットの製造だ。
どの国でも簡単に作れる代物でしたがパルエ世界ではロケットの扱いが微妙なため、どの国も進んで生産しようとはしていませんでした。
そんなわけでせこせこと日夜真面目にロケットをつくっていたオデッタくんのロケットは、格安の輸出品として各国に「ないよりはまし」という理由で定期的に買われています。
これをなんとかうまくつかえば自国発展も容易いはずですが、国の基盤が貧弱なためそれもままならない状況。
国としてはアーキルからの脱却を強く望んでいるが、どうかんがえても不可能なので、日々演説台で愛国心を掻き立てる演説をするのが日常となっている。
ここまで聞くと路上では餓死寸前の人々が倒れこんでいるような光景を想像しがちですが
連邦の手厚い庇護のもと、まいにち最低限の食事と生活が維持されているので、意外にも国民はきっちり生きています
…連邦に寄生しているというか、最貧国であり続けることで連邦をうまくつかっている模様です。
自国の食料や水すら調達できないオデッタであるが、なんと軍隊を持っている。
ただしオデッタ人民軍はその人数を把握しておらず、とりあえず兵隊が「いる」ことが判明している。
とりあえず広場で「打倒、アーキリアッ!!」と叫べば周囲の人間がオデッタ兵となる。そういう意味では国民皆兵だ。
打倒アーキルを叫びながら、仮想敵国はニヂリスカを設定している。
ニヂリスカのオデチアンよりもいくぶんか進んだ技術を脅威に感じており、オデッタも銃器から戦車までを調達するはめになっている。
自国で生産するすべがないため、多くは盗んできたり突貫で作り上げたりしているらしい。
毎年行われる"大オデチア戦勝記念軍事パレード"(何に勝ったのかは本人らも知らない)では、精強なオデチア兵士や兵器を見ることができる。
参考に、パレードに参列した士官の手記を掲載する。
