カクブントゥ(ルーアンの一族)


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カクブントゥ Cakubuntu (ルーアンの一族 Clan of the Rouen)

体質改善(2021/08/22)
テンプレ統一運動(2021/10/14)

パルエ大陸、ノスゲア山脈東部の窪地。南東部とほぼ同じ肥沃さを持つ土地に住む少数部族。
リューリア後に第7艦隊の残存部隊が入ってきたとかなんとか

人口:約900人
文化:チベット(環境)、アフガニスタン(人民)、ブータン(雰囲気)などのハイブリット、土地はカシミール。
宗教:スカイバード教、スカイバードを飼いならしており、また夜になると結構な頻度で野生のスカイバードが訪れるため、守り神としての見方が強い
食事:農業での収穫物と弱った(儀式によって得られた)スカイバードの肉、特に肉は食べると健康長寿になるといわれ、大事に食されている。
軍事:ほぼなし(自分の身を守れる程度)。平和しか知らない。外縁部に石造りの塀が少し作られているぐらい(主に落下しないように)。

公用語  
首都  
最大の都市  
通貨  
民族構成


その他
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キャラクター・パレット

1:系 2~3:系 4~6:系

概要

ラスティフロントでの位置づけ

歴史

文化

経済

軍事

特筆事項

概要

ノスゲア山脈東部の中腹、大きく開いた窪地の中で生活している部族。
硬い岩盤におおわれているため、出入りするためにはただ一つの洞窟(結構な大きさ、横に7人、ヤグラが悠々入れる)を使うしかないが、この洞窟は聖域(後述)に繋がっているため、入ってくる人は守り人にやられるし出て行く人もいない。
第7艦隊の生き残りの連邦の軍人はクルカを連れていたため神からの使者として温かく迎えられた(ボクたちを讃えるピュイ!)。

大昔からここに多少ながら民族が住んでいたが、周りを天然の城砦に囲まれており、ほぼ閉鎖された環境だったためか、ここから出て行った人はいても、訪れる者はいなかった。
旧時代の頃もほぼそうである(来ていないわけではない)。

主に男は農業、女は子育てをしている。食事は日に2回。江戸時代の農民あたりをイメージしてくれれば大体生活リズムが分かると思う。

スカイバードを崇め始めたのは約800年前、あるスカイバードの家族がこの窪地に降り立ったことが発端。
現在その場所は聖域とされ、司祭と巫女(8~13歳頃の女性)のみが立ち入れる場所となっている。
周辺にはいくつかのアジアンテイストの寺院が建てられており、本尊(スカイバードを模した像)を祀っているほか、司祭や巫女、巡礼者(後述)の宿泊所や修行場として利用されている。

旧時代のものをいくつか所有しており、本尊と共に祀られている。
例を挙げると、コンパイラ(翻訳機)や証明タグ(旧兵器から民間人と識別される、彼らの司祭が外に出る時に身に着ける)、特に目立つのがフードメーカー。旧時代の探索隊が残していったもの。
かなりタフで、食材を入れれば最適な調理をしてくれる便利者。チヨコだって何とか食べられるようにしてくれるすごいやつ。

階級

総司祭:部族のトップ。祭りごとや食物の管理、縁結びの式のまとめ役など、仕事は多岐にわたるため、副司祭が代理で行うことが多い。

副司祭:5人いるサブリーダー。男性がなる。年齢順に格付けされている。婚姻関係は巫女と結ばなくてはならない。

司祭助手:若い男性がなる役職。必ずではない。主に司祭の手伝いとスカイバードの解体を行う。
     この役職の間は誰とも婚姻関係を結んではならない。任期は副司祭になるまでか辞退するまで。

巫女:若い女性(8~17歳ごろ)が必ず一度はなる役職。主に寺院の掃除や司祭の手伝い、司祭たちのための食事の用意、スカイバードの調理など。
   そのため、パルエには珍しく飯が旨い(連邦に帰れなくなるよ!)。
   副司祭との婚姻を除き自由に婚姻関係を結ぶことができない。

守り人/渡り人:スカイバードに乗ることのできる人を兵士とほかの部族への連絡役とで言い方を変えたもの。男女ともになれる。
        一握りしかなれないため、子供たちの憧れの的である。

交わし人:スカイバードの飼育と会話を行う役職。どちらでもなれるが、女性の方が多い。
     部族にとってスカイバードは守り神であるとともに身近な友人でもあり生活を支えてくれている大切な存在のため、とても重要な役職である。
     神交わしの習得者。

※神交わし:交わし人がスカイバードと会話を行うために身に着ける技能。
      スカイバードの方も人の言葉を理解しているため、お互いに簡単なコミュニケーションを取れる。
      守り人、渡り人、総司祭も神交わしの習得者である

その他の男性:主に農耕を仕事にしている。たまに家も建てる。いざというときには人々を守るために戦う兵士にもなる。
       武器は各自が一つだけ家の前に飾り付けているため、安全保障の一環となっている。

その他の女性:主に子育て、農耕の手伝いもする。巫女を終えた女性はたいていすぐに好きな人の女房となる。相手の方も巫女の頃に見つけてる。

文化

部族では数カ月に一度、スカイバードを「食する」ために捕獲する儀式がある。全員が参加するこの儀式の過程として、

1:スカイバード肉が切れて1週間がたった後、儀式が行われる4日前に交わし人からスカイバードに儀式があることを伝え、4日間のうちにスカイバードの中で誰が生贄となるかが決められる。
  基本的に一番年老いたものが生贄となる。

2:4日後、総司祭が聖域の前に立ち、スカイバードに声をかけることを合図に、一匹のスカイバードが降りてくる。

3:降りてきたスカイバードに最大限の敬意と感謝の思い、そして一つ残さずに大切に使わせてもらうといったことをスカイバード達に告げた後、自らの手でそのスカイバードの急所を刺して痛みを味あわせることなく絶命させる。
  その際に出てきた血を総司祭はひとすくい飲み干し、目をくり抜いてスカイバードに捧げる。高いところから我々を見守ってくれるようにという願掛けである。

4:副司祭とその助手たちによってスカイバードを解体し寺院の本殿に運び込む。
  そのあとは巫女たちが保存食として保存するものと儀式用として食すものとに分けて調理する。

5:部族全員でスカイバードの肉を食す。残すことは許されず、全員が完食するまで終わることはない。

6:全員が食べ終わったのを確認したら、総司祭がスカイバードに対する祝詞を上げ、儀式は終了となる。

これが繰り返されてもスカイバードがいなくならないのは、彼らが敬意と感謝の思いを持っていることをスカイバードたちが理解しているからである。
高度な神経を持っている彼らは、部族の思いに応えるために自らを犠牲にしてくれているのだ。


他の部族との関わり

自分らのほかに複数の部族がいることは分かっているため、渡り人は交流のために各々の部族のもとへ向かい、食物の交換や宴会を行って親睦を図る。情報交換もする(スカイバードの群れの有無や各地の部族の詳細など)。
まだスカイバードが来ていない部族には、スカイバードとの会話の方法や飼いならし方などを教え、コミュニティへの参加を促している。
スカイバード自体も各部族のスカイバードとコミュニケーションをしている。
渡り人(渡り人とスカイバード)はいわばその部族の外交官的役割を果たしていることになる。
また、2,3年かに一度、各地の総司祭が集まり様々な占いや瞑想を行うために集まるときは、すべての部族が総出で渡り人を出し合って日時を確立させるため、ノスギア山脈はたくさんの渡し人が飛び交って情報交換をしている風景がみられる。
 

総司祭たちの集まりについて(知識の儀式)

上記に書かれている集まりは、旧時代の建物(その時によって場所が変わる)で行うことになっており、選ばれる基準として『旧兵器が存在していること』と『旧文明の電子機器があること』が挙げられる。
なぜそういった基準があるかというと、「旧時代の知識」を得るためである。
各部族がコンパイラ(翻訳機)を持ち寄り、旧兵器や残存している人工知能とコミュニケーションをとることで、神の知識を得ようとしているのである。
しかし、話し相手も翻訳機もほとんどが壊れているので、正しい知識が得られることは少ない。
それでも、効率のいい農作方法や収穫時期、スカイバードとの会話方法の確立の助言など、彼らの生活の基盤となる知識を得られたため、この風習は続いていくだろう。
 

部族にとっての山と沢

山の窪地に住む彼らは、生活を営む上で重要な山と沢を大切な聖域(スカイバードが降りてきた聖域とほぼ同じ扱い)としてみている。
スカイバードが来るまで彼らは自らが産まれた山と様々な生き物を育む沢を神として崇め、寺院を建てて祈りを捧げていた。
スカイバード教が出来た後もその風習は続いている(というよりスカイバード教の中に組み込まれた)。
 

カクブントゥにおけるスカイバード教

パルエにおけるスカイバード教と似てはいるが、身近に神がいること、営みを支えてくれる重要な存在であることから、より信心深いものとなっている。
スカイバードは文字通りの守り神であり、我らの血肉となってもなお生き続け守ってくれると考えられている。
そのため、部族の全員がスカイバードに対して精一杯の感謝を抱いてい感謝のしるしを与えようとしている。
スカイバードの方も理解しているため、食べ物だろうとタペストリーみたいなものだろうと全部受け取ってくれる。タペストリーなんかは体に乗せてくれる。マジ聖人。
カクブントゥにおいてのスカイバード教の禁忌は主に行ってはいけない場所と気候が主に記されている。
特に山脈とその向こう側には悪魔が住み着き、スカイバードの敵同士の争いが絶えないとされているため言ってはならないとされている。敵についてはあまり明言されていない。
気候の方は、嵐の日は家から出てはいけない、程度のものである。
それに加えて特筆すべきは、『神に近い存在ほど下の方の東側に居る』という考えがあること。
つまりは、位の高い順に、
神の知識を持つ者(旧兵器や旧文明の機械)地上、東方面

身近にいる神(スカイバード)地上~高高度、東より

生き物たち(部族の人間)高度、中間

害を与える者(敵、悪魔等)頂上、西側

という感じになる。
部族の上にいるスカイバードは、我々を悪しきものから守るためにいると考えられていることも、守り神と捉える一因となっている。
山脈をはるばる上って来た第7艦隊の生き残りは、『神々からの使い』と捉えられている。


 

最終更新:2021年10月14日 20:48