アーキル緊急増産計画コンテスト

 

 

アーキル緊急増産計画コンテスト

諸君!!連邦はいま窮地に立たされている!!

 

要項

今回の企画では、リューリア会戦と呼ばれる連邦・帝国のいち大決戦直後の
アーキル軍の緊急戦力再建計画…という設定でメカコンテストを行います。
今回は、イラストではなく文字情報(≒計画案という設定)でアイデアの投稿を行います。
あなたが技術設計局のいちデザイナーになったつもりで、窮地に立たされた連邦を救う机上の空論メカを考えてみてください。

 

コンテストの詳細

テーマは"アーキルの悪あがき"
・一人最大5つまで投稿できます。
・艦船でも銃器でも特になんでもOKです。
・あなたの考えるアーキルらしい、応急兵器を考えてください。
・あまりに馬鹿らしい度を超えた一発ネタは削除される場合があります。
 

注意!! イベントの趣旨上、ここに投稿されたアイデアは原案者のクレジットを尊重しつつ、公式化されることがあります


以下計画案

*投稿例*エイヂス級渓谷城塞艦*投稿例*
投稿者:蒼衣わっふる
発:バジェル航空研究所 宛:連邦造船局
我が技研はここに局地防衛城塞を立案する。
バザルス級防衛砲台を改造し、左右に大きく展開できる装甲板を兼ね揃えた渓谷戦特化の特別仕様とする。
戦力が不足している現状では渓谷の重要地域の封鎖は困難を極めるため、渓谷をそのまま「とおせんぼ」してしまう浮遊砲台が最善である。
乗組員は300名以内に抑え、加えてジャンク浮遊機関を大量に使用することで良好な機関を他艦艇に割くことができる。
建造コストは駆逐艦6隻分だが、この戦略城塞は駆逐艦6隻以上の価値が見込まれると思われる。

 

 

戦術指揮艦メティオール級重雷装空母
投稿者:まるりょう
発:アナンサラド臨時中央軍管区司令部 宛:アーキリア造兵局
リューリア作戦より帰還した第五艦隊の戦訓によると、航空機戦力を用いた早期索敵・連絡網の拡充が艦隊戦の鍵を握るとされる。
近年激化するヒグラート渓谷遊撃戦において、各部隊から中枢を成す専任指揮艦の整備が強く所望されていることから、以下の要素を持った戦術級指揮空母を提案する。

・艦型は調達可能な軽量浮遊機関を並列し量産性に優れるメルケール級軽巡をベースとし、更に所要資源と工数を低減させた仮設空母が望ましい。なるべく安価かつ民間造船所での整備が可能なこと。
・航空能力は連絡索敵および奇襲攻撃に向いた戦闘機やランツァー艇を9~12機搭載し、同時運用可能な全通甲板を装備すること。
・一個空雷戦隊程度を嚮導できる司令部/通信能力を有すること。
・防御面は索敵による回避を主とし、装甲面に資材を投じない代わりに量産性で補償する。
・個艦火力は伏撃に対応できる程度の近接防御のみとする。渓谷地形で近距離遭遇した敵艦を先制封殺するため、可能な限りの空雷を搭載すること。最低でも片舷20射線の空雷火力を持つこと。また可能な限り航空機を阻止する対空機銃を搭載することが望ましいが、火砲や対地爆雷は不要。
・格納庫及びエレベータは広く取ること。航空機の代わりに揚陸艇や将来的な浮遊戦車を積載し輸送艦転用することも考慮すること。
・空雷を取り外せば浮力/容積に余裕が生まれ、将来的な拡張性が保持されていること。
・一か月以上の単航が可能な航続距離および糧食搭載能力。特に様々な戦訓から後者は重要な要素とする。防塵冷凍庫必須。

発:ラオデギア軍令部 宛:アーキリア造兵局
要望の雷装指揮空母の建造を許可する。また帝国軍の改ガ級空母に対抗する艦となりうる、同級をベースとした艦隊型軽空母および航空軽巡の研究を命ずる。
レウラグル級になりきれなかったアーキルの漫然軽空母です。渓谷ゲリラ戦なら空母が重雷装火力でもガバガバ索敵ですぐ捕捉されてあがきで撃つ機会が多いでしょう(でも返り討ち)。改良型は新生連邦機動部隊の数の上での基幹です(でもよく燃える)。

 

快速強襲艦パノラマノラ《改》

投稿者:静秋

発:連邦兵器管理局第7分室 宛:連邦造船局第9修復ドック

 

第一紀世代の気嚢式空中艦 パノラマノラ級の改装計画案である。

国境警備や地方配備、倉庫の肥やしとなっている予備パーツを可能な限り使用することとし、極力新規作成パーツを減らしてコストダウンを図る。旧型艦の有効活用、すごく合理的でしょう?

主機には旧型艦には贅沢すぎる二重反転プロペラを採用。

主砲には第三紀世代 艦隊護衛艦スパントスと同じ15.2cm連装高角砲を前後左右計48門、副砲に10cm連装高角砲を左右1基ずつ、計24門を備えるものとする。対空兵装として回転式3連装機銃を412挺、連装機銃48挺を搭載する見込みである。

 

また、本級最大の弱点であった(可燃性ガス満載の気嚢は無視)砲撃訓練の的のごとき舵機をどうにかするため、申し訳程度の小舵が艦首両面に追加される。

アーキルの合理主義はここでも遺憾なく発揮され、翼下面は爆弾やロケット弾用のラックが増設計された。

そう、コレは「僕の考えた最強のパノラマノラ」化計画である。

 

よしんば実行されても装備が足りなかったり、現地改修と共食い整備で大半の艦は全く違う兵装を装備するため改装案なんて有って無いような物である。

 

重対艦型パノラマノラ  スーパー・パノラマノラ)

投稿者:静秋

発:連邦兵器管理局第7分室 宛:ヒグラート前線基地整備大隊

 

上記のパノラマノラ改に飽き足らず提案されたパノラマノラ改装案。

元々は前線にて戦略空雷投射艇ランツァーに空雷を補給するために武装を外し、舷側に二基ずつの空雷保持ラックと接舷設備を装備するとした案であったが、「補給の時間が惜しい」「攻撃可能な艦艇は多い方がいい」という考えから、そのまま発射できるようにしてしまった。コレにより4発の戦略空雷を同時発射できるという圧倒的な(馬鹿げた)火力を手に入れた代償として速力を失った(快速とは一体…。

 

パノラマノ・ランツァー   (キング・パノラー)

投稿者:静秋

発:元連邦兵器管理局第7分室長以下15名 宛:シグモダン財団→現連邦軍兵器管理局第7分室

 

元の地位への返り咲きを願い放たれた究極の一手。

左遷に懲りずにパノラマノラの改装を研究し続けた第7分室員の極地にして最高傑作()

主機の代わりにランツァーをポン!はい終了。

砲戦もできて戦艦も殺せる。ランツァー由来の速力は素体(オリジナルのパノラマノラ)さえも凌駕する!

「ランツァーを単独配備した方が効率がいい。」はい、妄想終了。
速度狂いのシグモダンによって勝手に試作された数隻が目覚め作戦に投入されたらしいが果たして…。

 

ユーフー地上型
投稿者:Darwin
発:連邦空軍第三艦隊航空司令部 宛:連邦空軍航空技術研究所

我が第三艦隊航空司令部は保有するユーフーの有効活用のため、同機種の改造案の作成を要請する

現在ユーフーの離着艦が可能な大型艦は殆どが失われており、残る艦も前線に出せる状態にない。そのため、トゥラーヤ式着艦装置を使用せず、単独で離着陸できるようユーフーを改造することを要請する

改修点
・現在機体下部に取付けられている推進器と浮遊機関を、機体上部に取り付け直す
・機体上部の着艦用フックを外して、代わりに接続用パーツを溶接して機関部を搭載する
・機体下部には車輪を取り付け、地上に着陸できるようにする
・機体の信頼性維持のため、機関内部は原則現在のユーフーから手を加えないこと
・速力、機動性は現状のユーフーより悪化させないことを最低ラインとする。外壁の隙間や突起を最新の技術で埋めて空気抵抗を減らし、その分速度を向上させること
・機体本体には密閉型風防や自動式連発銃、セズレIVなどと同程度の無線機を搭載すること
・渓谷内での戦闘では飛行距離も短くなるため、燃料搭載量は本来のユーフーの半分程度と想定してテストすること
(現場で給油量を減らすことで対応するので、燃料槽の改造は不要)
・機関部を真上に付けることで直上への視界が悪化するが、僚艦や地上からの砲火で敵の頭を抑えるので無問題とする
・被弾時にプロペラが脱出するパイロットを直撃するので、機関部を排除する爆破ボルトを用意すること

旧式機でもドクトリンが根本的に変わっても使い続けようとするアーキルクオリティを表した機体。帝国軍が通りかかると谷の陰から一斉に飛び出してくる。第一線機相手では太刀打ちできないので、小型艦や補給艦などを一撃離脱攻撃する
どうせスクラップ予備軍、パイロットさえ生きてれば機体は捨ててもいいやと無茶な運用が続けられた結果、当初の予想を超える成果を出す

 

キノット級防空巡空艦&バスチオ級防空指揮艦
投稿者:八分儀
発:連邦空軍第五艦隊エルデア軍港付き仮設司令部 宛:連邦造兵局→連邦空軍総司令部→中央軍管区司令部→アーキリア造兵局→マクラン研究所→ラオデギア造船廠2番エイルーンドック→エルデア軍港第7修繕ドック

リューリア作戦に於ける帝国軍の航空機運用能力は、想定を上回るものであり更に帝国軍が航空機運用能力の拡充が行われている事は、諜報部の情報と前線の報告から最早明白な事実となっている。
これは航空戦力を主力とする我が第五艦隊のみならずザイリーグ戦線各方面の司令部に於いて大いなる懸念事項であるとの意見で一致しており早急に対処可能な戦力が所望されている事から下記の提案を行う。

第一案
・旧式化が著しく最早、艦隊戦力としての限界を迎えつつあることが先の作戦に於いて発覚し攻撃巡空艦に改装された"トリプラ"を除く全艦が予備戦力としてエルデアに係留される予定のトリプラ級軽巡を防空艦へ改装するものとする
・現在研究中のメルケール改装空母との連携を視野に入れより長距離での対空戦闘が望ましいことから備砲は14cm高射砲とする
・対航空機戦闘のみに念頭を置いた戦力とし不要な空雷、平射砲は全撤去する
・前檣を防空戦闘に適した設備へと改修する

第二案
・旧第四艦隊所属であり現在、エルデアにて修理予定のアッダバラーン級重巡"バスチオ"を改装するものとする
・全損した主砲塔3基に代わり12cm連装高角砲を6基以上搭載するものとする
・30.5cm砲弾の被弾により崩壊した前檣に代わり戦闘機部隊の誘導指揮能力と対航空機電探を持つ艦隊対空司令部を設けるものとする

コメント:旧式艦の魔改造て良くないですか

 

サールウェン級揚陸艦
投稿者:とこここ
発:陸軍ヒグラート方面第三師団及び第五師団 宛:クリィト軍港第三造船兼修繕兼改修ドック

最近、カノッサ湿地帯を抜けて対空攻撃支援のために移動中の部隊が帝国の旧式艦によって攻撃される事態が相次いでいる。
そのため戦場付近まで安全に移動できる武装付輸送艦を我が軍は欲する

改修案
・北アノールにいる加盟国艦隊の旗艦であるプレケメネス級"サールウェン"を改修するものとする
・本来トゥラーヤ級が持っている二つの滑走板を一つにするような形で大型タラップをもうける
・武装に関しては前方下部に撃沈されたアッダバラーン級の15.5cm両用砲を四門二基装備し、後部甲板に空雷投射機を多数装備すること

空軍が制空権を取れていないために戦場に行くことが困難になってしまった陸軍がキレて注文した船。
空軍と違い陸軍は比較的マトモな運用をしたためかなり活躍した。そのため空軍が嫉妬してる

 

雷撃型ユーフー
投稿者:とこここ
発:対帝国戦線のどこか(クソガバ通信のためにどこが発信したのか分からなくなっている) 宛:ライニッツァ開発局

対艦攻撃能力をもっとくれ

改修案
・ユーフーの尾部に新設フックを取り付け、そこから羽付き空雷または爆薬を詰めた運輸缶を引っ張ること
・母艦はウラクシオン級がいい

こんだけで開発したライニッツァはすごく優しいと思う。
既存装備にちょっとした改造を行うだけで高い攻撃力を持つすごい改修案だったが肝心のウラクシオン級がなかったために軍港から飛び立つ羽目になった

 

グローヅァ対空爆雷投下戦車
投稿者:とこここ
発:連邦第三艦隊司令部 宛:トダ工廠カルラ第一工場

ヒグラート戦線は空雷によるゲリラ戦が主流だがそれだと貴重な駆逐艦などを損耗してしまう。
そこで渓谷上方から陸上車両による空雷投下を提案する

改修案
・テーヴァの車体を流用し砲室は取り払うこと
・統制した攻撃を実行するため各車両に無線機を取り付けること
・空雷投射用カタパルトを車体右側に搭載し、左側には自動装填機構付の空雷保管庫を設置すること
・操縦席は坂になっている保管庫の下に設けること

※カタパルトは投石器のことです
実際に運用した結果、そもそも渓谷の上のほうに行けなかったためただの攻城兵器として活躍した
 

バロナン3型対空トロッコ
投稿者:july
発:アーキル連邦ヒグラート方面陸軍第582工廠 バロナムール技術大尉 
宛:連邦陸軍兵器統合開発部
バロナン3型は、ヒグラート渓谷を飛行する帝国の比較的足の遅い艦船を狙う、あるいは回避行動を強要して、行動を妨害するために作られた対空トロッコであります。乗員は1名での運用が可能であり、命中を想定しない、射撃地点であればダイヤルでの自動射撃を可能としております。実戦での使用に耐えうると実地試験で評価されるに至ったのは3型であります。
なにとぞ正式な量産許可をお願いしたく思います。装備可能な兵器は主に対空・対艦ロケット弾にくわえて、従来通りに対空機銃を載せることが出来ます。

車両の詳細データは以下に
乗員1~2名
装甲(全周3mm)
トラクトルエンヂン×2(廃ダッカ―2両からサルベージ)
最高速度102km/h
装備
セヂン・対空対艦ロケット弾×3
or
連装10mm機関砲×1
 
コーバス対空型狙撃航空重軽駆逐艦重雷装化改装
投稿者:とこここ
発:ヒグラーテ方面第一艦隊旗艦アノーリアン狙撃砲照準室及びカノッサ防衛艦隊旗艦トリプラ級サルウィン空中魚雷保管庫及びグランライン巡回艦隊旗艦ツインコンスタンティン級サウクチカ中央司令室及び連邦第三艦隊司令部
宛:レヂン軍港第一大型造船所
この間のリューリア作戦の失敗により我が艦隊は多くの船を失ってしまった。そこで我々は航空運用能力と通商破壊能力を持つ遠距離戦闘及び対空戦闘可能な重装備で機動力があり、かつ生産しやすい多目的駆逐艦を欲するものとします。
 
計画案
・前方部に22cm狙撃砲を搭載すること
・横面に四連装対空機銃を両舷あわせ8基搭載すること
・8cm連装高角砲を三基搭載すること
・13cm連装砲一基と12cm単装砲2基と10cm副砲4基を上部に搭載すること
・三連装空中魚雷発射管を2基下部に搭載することそれと艦首空中魚雷発射管を二基つけること
・エンジンを二基に増やすこと
・艦尾下部にトゥラーヤ式着艦装置を取り付けること
 
そうして生産された結果めでたく一隻が進空したが、艦載機はレイテア一機のみで、装甲厚も重戦車並みの薄い装甲、魚雷も10発しか撃てず、狙撃砲にいたっては一発打ち切りという悲惨な結果になってしまった。速度だけは速かったので、その後衝角が取り付けられゲリラ戦特化型艦として撃沈されるまでの1ヶ月間おおいに暴れたという。
 
重対空ヤグラ
投稿者:とこここ
発:シグモダン現地試験部隊
宛:シグモダン工業メイン研究室
この間実施しました六連装散弾砲搭載型戦時急造国境防衛艦33号の現地試験の結果につきましては、大変ひどいもので、一斉発射時に大きく後ろに飛ばされてしまい、そのまま峡谷の壁に激突してしまいました。このため、我々の汚名挽回のために、ここに重対空ヤグラ案を提案する次第であります。
 
計画案
・ヤグラの車体を延長し37mm戦車砲を取り払い、新たに六つ砲塔を追加すること
・12mm機関砲から4mm五連ガトリング砲に変更すること
・装甲を三倍にすること
・移動能力はなくていい
 
試験した結果二十発目撃ったあたりで各銃身のひとつが破裂し大爆発を起こし、無事不採用になりましたとさ
 

ヒグラーテ級戦闘空雷艇

投稿者:Astalos                                                              

発:東アノール司令部作戦室                                                           

宛:アーキリア造兵局

我が東アノール軍管区はリューリア戦での大損害により第4艦隊に徴発された所属艦を多数失ってしまったため、通商破壊などのゲリラ戦で我々は空中艦やランツァ―級戦略空雷投射艇等は温存し、旧式のユーフーを使用している始末である。そこで我々は損失した艦艇の穴埋めが可能な攻撃力が高く生産性に優れた戦闘空雷艇の提案する。(なお本級はランツァ―級戦略空雷投射艇と違い、戦術レベルで投入可能な戦力とする)

計画案                                                                  

・ランツァー級と違い戦術レベルで投入するため主兵装は空雷とする。空雷の対艦攻撃での効果は今までの戦訓から十分であると認識している。そこで重空雷発射管を艦首中央に2門、艦首側面左右に2門づつ計4門の通常空雷発射管を装備する。                                  

・個艦防空用に連装重機関砲砲塔を艦首に1機搭載する。                                                                                          

・連携性がカギとなるため高性能の通信機を所望する。また船体はランツァ―級よりでかくし、空力抵抗に考慮すること。                            

艦艇データ                                                                        

・乗員:20名                                                                                   

・武装:重空雷発射管2門、空雷発射管4門、連装重機関砲砲塔1機                                                                   

・最高速度:180km/h                                                                

 

一定数が生産され、戦線後方での帝国軍輸送部隊や艦隊への奇襲攻撃に投入されかなりの戦果を挙げた。 

 

マンジャッド級気嚢護衛艦

投稿者:いりいち

 アナンサラドのドッグを軍用艦造船に活用するため設計された気嚢式の護衛艦。気嚢艦といっても第一期のパノラマノラなどとは異なり、圧縮ドブルジャガスタンクはしっかりと装甲化されている。ただし商船や輸送艦の護衛を目的に建造されたため装甲と武装は最低限であった。武装は連邦勢力圏内で撃沈・浮力喪失した艦のものを(国籍問わず)剥ぎ取って搭載したため各艦バラバラで兵站に負担を与えたが、とにかく低コストかつ短工期で大量生産できたために上層部からの評価は良好だった。船体が短く操縦性が良かったため、設計目的とは異なりしばしば渓谷内での戦闘に投入されて帝国軍戦闘機を追い払った。

艦艇データ(標準設計のもの)
・乗員  :28名
・武装  :艦首空雷発射管2門、12fin単装砲×2、連装対空機銃×4(オプション装備:機雷×30、機雷除去装備、偽装網、ダミーバルーン、単装砲1門を取り払って飛行甲板を設置し戦闘機1、etc…)
・最高速度:96km/h

 

ツインマンジャッド級気嚢軽航空母艦

投稿者:いりいち

 上記のマンジャッド級を並列して連結、間のスペースに格納庫を増設し、甲板上の武装や艦橋を撤去して甲板を敷いた軽空母。左舷側にはみ出るような配置の艦上構造物とバランスを取るために右舷側にはみ出した甲板が特徴的で、そのビジュアルから兵士たちにしばしば”テーブル”と呼ばれた。搭載機数は少なく個艦武装も貧弱で装甲も皆無だったが、飛行場のない地域で航空機を運用できるという戦略的価値は確かであり、6隻が建造されヒグラートの守りについた。航空燃料用タンクが無いため発動機を搭載する機体は運用できない。

艦艇データ
・乗員  :60名
・武装  :12fin単装砲×1、連装対空機銃×3、艦載機×8
・最高速度:92km/h

最終更新:2021年06月05日 13:21