第一艦隊戦闘記録


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今後若干の修正や調整が入る可能性は皆無ではありませんが、ここに書かれていることは鵜呑みにして問題ないでしょう。
加えて、アーキル連邦議会のお墨付きです。


※注意※
この記事は、信玄氏作成のノベルゲーム"
ネネツ戦記"で語られない第一艦隊全体の顛末を答えるものです
先に上記ゲームをプレイしてもらえるとよりお楽しみいただけます

 


第一艦隊編成表

第一艦隊"総旗艦戦隊"(司令官:フン・アンラック)
旗艦 旗艦型戦艦"クンバカルナ" ギズレッツァ12機 スパルナ4機
直属 戦略空母"エカルラード" デズレリア8機 セズレ10機 空雷機12機 ガルダ3機
戦艦アーキエリン級"アーキリウム"
戦艦アーキエリン級"グラン・アーキリ"
戦艦アーキエリン級"カスピト・ラオデギェ"
軽巡ソルテガ級2隻
防空軽巡メリア級2隻
護衛艦スワリン級4隻

第一艦隊"第一戦列戦隊"(司令官:バスクマン)
旗艦 高速戦艦アルゲバル級"アトリア"
高速戦艦アルゲバル級"アルナイル"
航空戦艦アルゲバル級"アヴィオール" セズレ10機
重巡アッダバラーン級4隻
駆逐艦ウニブル級6隻

第一艦隊"第一空雷戦隊"
旗艦 重雷装重巡オペハザン級
重雷装軽巡ニーザ級2隻
快速巡空艦メルケール級1隻
重雷装改造ヴァナラ級2隻
高速駆逐艦ヴァナラ級"カノラム"
高速駆逐艦ヴァナラ級3隻

第一艦隊"即応直掩隊"
旗艦 重巡オケアノス級"イーリアス" デズレリア4機
重巡トリコイゼイ級1隻 デズレリア4機 スパルナ3機
重巡グオラツィオン級1隻
軽巡ソルテガ級1隻
駆逐艦セテカー級4隻

第一艦隊"航空戦隊"
旗艦 軽空母惑星級"ウィトカ" セズレ12機 空雷機4機
軽空母惑星級"エイア" セズレ8機 空雷機4機 スパルナ2機
軽空母惑星級"ルーン" セズレ10機 空雷機4機
防空軽巡メリア級2隻
軽巡ソルテガ級1隻
駆逐艦セテカー級4隻

総旗艦戦隊:超大型戦艦1、戦艦3、戦略空母1、軽巡4、艦隊護衛艦4
戦列戦隊:戦艦3、重巡4、駆逐艦6
空雷戦隊:重巡1、軽巡3、駆逐艦6
即応直掩隊:重巡3、軽巡1、駆逐艦4
航空戦隊:軽空母3、軽巡3、駆逐艦4
合計54隻:超大型戦艦1、戦艦6、重巡8、軽巡11、艦隊護衛艦4、駆逐艦20


第一艦隊戦闘記録

●戦闘序列
第1戦列戦隊…前衛
第1空雷戦隊…第1戦列隊後衛
総旗艦戦隊…後衛
航空戦隊…総旗艦戦隊右翼
即応直掩隊…同左翼

●戦列戦隊は艦隊前衛として数ゲイアス先行していたが、クルメ艦隊と会敵
交戦開始するも総旗艦戦隊の指示により合流が指示され緊急敵前回頭。
横っ腹に命中弾を大量に受け大損失を被る。戦後”史上最悪の回頭”として知られる。

つまり時系列は戦列隊撃破→クンバカルナ轟沈
被害:戦艦1(1)、重巡2、駆逐艦2撃破される
残存:戦艦2、重巡2、駆逐艦4 総旗艦戦隊へ合流。

航空戦艦アヴィオールは最悪の反転を行った際に既に手負いとなっており集中砲火を浴びる。
セズレ4機を発艦させてるのみで艦載機ごと炎上しながらゆっくりと横転、大爆発を引き起こす。
戦列隊所属の艦船はクンバカルナ轟沈時点で戦艦1(2) 、重巡1まですり減らされている。
散り散りに迷走し重巡は追撃により撃破。
パンノニア方面へ逃走した戦艦アトリアは南パンノニア艦隊に補足され、投降、自沈。
アトリアに座乗していたバスクマン司令官は解放しラオデギアで帰還するが内通者との嫌疑を掛けられ裁判前日に自殺することとなる。

●航空戦隊は退避中に味方同士の衝突事故を起こす
航空戦隊はグレーヒェン艦隊による旗艦左翼への攻撃を避けるように右翼方向へ退避。
直後ネネツ艦隊による旗艦右翼方向への直撃コースに当たったため高度を下げて雲中へ潜行。
結果として対空砲火・航空機による応戦ができず防空網に大穴が開く→クンバカルナ撃沈の一因
駆逐艦と軽巡による雲中衝突が発生、悶える2隻に対して後続の軽空母が衝突。
残存艦はその後、駆逐艦2隻を除き追撃による各個撃破で撃沈される。

被害:軽空母1(3)、軽巡1(4)、駆逐艦1(5) 
残存:軽空母2、軽巡2、駆逐艦5→直後に分散離脱。→駆逐艦2のみ帰還

●アーキエリン級の残存数は?
1番艦アーキエリン…第八艦隊 生還、優先的に修理を受ける
2番艦アーキリアム…第一艦隊 生還、損傷甚大、共食い整備でアーキエリンのパーツとなり除籍
3番艦グラン・アーキリ…第一艦隊 爆沈
4番艦カスピト・ラオデギェ…第一艦隊 ネネツの空雷攻撃で大破着底、除籍 ノゲルゲー中に撃沈される様子が描かれていた艦
リューリア終結時に残存していたアーキエリン級は2隻。
アーキリアムは共食い整備により除籍となりアーキエリン級は1隻のみとなる。
5年後にようやく残骸を利用して再建造(という名の新規建造)がはじまり空母となる。
アーキリアム級空母
格納庫が機関や構造物の制約で前後に分かれており、搭載数は20機程度。
空母が出揃うまで酷使されることとなる。
自衛用にアーキエリン級の主砲が尾部に1門ついていた。

●即応直掩隊は残存艦が士気を保ったまま冷静な集団撤退を敢行するも稲妻部隊に追撃される
乱戦により打ち減らされ残存した重巡1(6) 、駆逐艦3が撤退を開始。
最短北上コースは追撃を受けると予想したためウェスタエゲルを西進しグランラインより北上を目指す。途中単艦撤退中の艦艇 を発見し合流を試みるも稲妻部隊に補足され全滅している。
稲妻部隊はフレイア級4隻、クライプティア級4隻の高速部隊だった。
第2艦隊本隊から連絡の為に派遣されたことから一部始終を視認することになったセテカー級(7)は本国まで帰還に成功し、その記録は連邦政府に伝えられた。

●第1空雷戦隊は左翼より接近するグレーヒェン艦隊の迎撃に総力を上げるも大損害を受ける
戦闘の最初期で空雷を使い果たしており砲撃戦で応戦。
クンバカルナの射線を通すため高度を下げるも、グレーヒェン艦隊に真上を取られる形で互いに手が出せないまま撃ち減らされる。ネネツ航空部隊の働きが大きかったといえる。
残存していた艦艇は雲中で反転し戦線離脱を試みるも軽巡1隻、ヴァナラ級4隻以外はクルメ艦隊の高速部隊に補足され遠距離から撃沈された。
離脱に成功した軽巡1隻、ヴァナラ級4隻は落伍した第5艦隊旗艦アルゲバルと合流するもその後、稲妻部隊と交戦しカノラム1隻を除き撃沈されている。

●結局、第一艦隊は何隻残ったの?
総旗艦戦隊
戦艦"アーキリウム"→部品取り後、空母へ転用
空母"エカルラード"
軽巡ソルテガ級2隻
軽巡メリア級1隻
艦隊護衛艦スワリン級2隻

第一戦列戦隊
残存艦無し

第一空雷戦隊
駆逐艦ヴァナラ級"カノラム"

即応直掩戦隊
残存艦無し

航空戦隊
駆逐艦セテカー級2隻

合計:15隻


(1)アルゲバル級アルナイル
(2)アルゲバル級アトリア
(3)惑星級ウィトカ
(4)ソルテガ級
(5)セテカー級
(6)グオラツィオン級
(7)第2艦隊所属セテカー級駆逐艦サンクチャリ

最終更新:2019年04月06日 21:12