帝国反乱軍

帝国反乱軍 Rebellion Forces

帝国反乱軍とは、南半球を統べるクランダルト帝国の圧政に耐えかねた諸都市あるいは軍閥の勢力を指す。
登場国家というよりは、二次創作のための要素として存在しているので正式な蜂起年月日はありません。

よって、この項目ではフライトグライド戦略ゲームFGTにおける反乱軍について詳しく記述します。

 

クランダルト帝国は、自国民の生存圏の拡大を目指して北進、諸都市諸国家を吸収・合併しつつ拡大の一途をたどっていた。
軍備拡張のために制圧された地域の民は―しばしば保護と自治権と引き換えに―ひたすら農業・工業活動を強要され、富を帝都へ吸い取られていた。その現状を良しとするものは少なく、機会があれば反乱を起こしたいというのは彼らの総意と言っても良い。実際、過去に複数の都市国家が反乱を企てるも、結果は帝国軍による破壊を伴う"鎮圧"が待っていた。また、完全武装して篭城を企てた都市国家に対しては重攻城艦シヴァによる都市そのものの消滅作戦がなされたのは記憶に新しい。

こうして帝国に対する反乱は不可能のように思えたが、XXX年XX月XX日、ゲノラグル地区に潜伏していた反拡大政策を唱える退役軍人ホセイドらによる地区艦隊の乗っ取り事件が発生。
ホセイドらは首尾よく地区艦隊を掌握し、連邦・帝国の旧式艦をかき集め帝国からの独立を宣言した。この反乱には連邦軍も深く関わっているようだが――

 


ホセイドさんとキシリアさん
キシリアさんは料理が全くできない

 


▲グノラゲル地区艦隊と反乱軍艦隊

ホセイド率いる帝国兵21名は停泊中の艦隊旗艦 ガルエ級駆逐艦"グノラゲリエ"をあっけなく制圧。ホセイドの呼びかけに対して、乗組員の大半が地元出身者であった指揮下の艦は追従、反乱に要した時間は40分もかからなかった。
これに呼応し各辺境で待機していたどこから引っ張ってきたのかわからない旧式オンボロ空中艦も、赤く染め上げたガルエ級駆逐艦を指揮する(数十分前まで)帝国軍人のキシリアによりホセイドの地区艦隊と合流した。

▲ガルエ級は帝国のワークホース。旧式ではあるが運用バランスが芸術的なまでに良い。
 

 


▲瞳の紋章に見える部分には、発掘された使いきりのリコゼイ光子砲が搭載されている。帝国軍には内緒だよ。
・・・ホセイドらの反乱以外にも、帝国領には武装工作艦が各地区に配備されており、蛮族対策の自衛用の武装は瞬間火力では帝国駆逐艦を凌駕する。
今後反乱が起こるとすれば、その現場には必ずこの艦が出現するはずである。

最終更新:2017年11月30日 21:50