オービッタ・パレアとは、ラスティフロントの創作世界における、第四紀以降の未来。
宇宙に進出した時代を描く外伝的な企画です。第一~第三紀とは雰囲気が異なるため独立しています。
700年代のパルエ 南北対立・連邦体制が崩壊し、新たな秩序が生まれてる
"パルエは布団だ。そろそろ皆、眠い目をこすって布団からでて起きる頃だ。"カジン
長い長い戦争が終わり、我々の歴史は節目を迎えた。戦争が終わり全員が安心感と虚脱感に見舞われていた最中、カジンの宇宙弾道旅行論が発表された。
我々は目指すべき場所を気付かされた。いや、すでに知っていた。
旧時代の束縛から逃れ、自分たちの手で、空を目指す。とても単純だったが、この時代の人々は今まで戦争に向けていた気力をすんなりと宇宙開発へ注ぎ始めた。
オービッタ・パレア、"軌道世紀"が今、輝きとともに幕を開けた。
オービッタ・パレアは、ラスティフロントの外伝的立ち位置の世界です。
上記の時代表における第四紀にあたる、宇宙時代の世界を指します。
南北戦争が集結し目覚め作戦を経て、パルエ人類が宇宙へ進出しようとしている活気あふれる時代を描きます。
同じ惑星パルエを舞台にしていながらも、文化背景などはそのままに、全く違った世界を演出を楽しめるコンセプトになっています。
カジンの宇宙弾道旅行論はパルエの学者たちに、寝耳にスクムシの衝撃を与えました。
旧人たちがそうであったように、我々も宇宙に手をのばすときだと。各国は新たなフロンティアへ向けて次々と研究を開始しました。
ラスティフロント特有の様々なガバガバ計画・雑なロケットが、いままでのポンコツ兵器に代わって大空を飛び回ります。
普通のロケットから、プロペラ推進ロケット、浮遊器官と生体器官のハイブリッド、巨大バネによる投射宇宙船…
この時代は様々なバカと天才が世界を動かしていた時代と言ってもいいでしょう。
こうして、ついに最初の宇宙飛行が実現しました。
最初の宇宙飛行士は…人類ではなくクルカでした。クルカは窓から見たパルエを青く光るチョコと勘違いし、終始「腹が減った」「チョコ食べたい」の信号しか送りませんでしたが、後の歴史書にはきちんと有名文句として載っています。
その後順調に有人宇宙飛行を遂げ、今まで謎だった旧時代の移民船や人工衛星の存在に気づきます。
ついに軌道世紀が、始まります。
整備中