ソナ系は、我々の太陽系によく似た星系で、ラスティフロントの舞台となる惑星パルエがある場所でもあります。
星系は「レギアス銀河」という棒渦巻銀河にあります。レギアス銀河は現在アイケー銀河と呼ばれる車輪銀河と衝突のさなかにあります。
およそ3万年前に衝突が始まったばかりで、お互いの原型を99%保っています。
星系内には9つの変化に富む天体が存在します。
中心となる太陽、ソナは53億歳になる小さめの主系列星です。大きさは太陽の直径の8割程度。
ソナ星系は各惑星がバランスよく点在しており、大きな衝突も40億年間は特に見られず安定しているように見えます。
しかし運が悪いことに5万年後、自由浮遊惑星S4K5M4Z5がソナ星系を横切り、重力の影響によりパルエがソナをスイングバイ、星系からはじき出されることになります。
他の内惑星も軌道に大変化が生じ、ソナ星系はしばらく混乱が続く事になるようです。
分類 | 地球型惑星 |
公転周期 | 95日 |
自転周期 | 1608時間 |
脱出速度 | 未定 |
平均気温 | 418℃(613℃/164℃) |
衛星の数 | N/A |
星齢 | 52億年 |
ソナ星系の最も内側を公転する惑星。太陽ソナの重力により自転が妨害され一日がとても長い。
地殻変動が活発。岩石惑星としては密度が最大。コアはダイヤモンドでできているかもしれない?
ランテは(キッチンに立たせたらなんでも炭素化させてしまう)連邦人コックが作ったというのが天文学者の間でジョークとなっている。
ランテ焼きはオービッタ・パレア時代の流行食品。見た目は焦げたたこ焼きで美味しそうには見えない。苦い上に生地が生焼け。
分類 | 地球型惑星 |
公転周期 | 231日 |
自転周期 | 15時間 |
脱出速度 | 未定 |
平均気温 | 27℃(48℃/-17℃) |
衛星の数 | N/A |
星齢 | 51億年 |
舞台となった小説:原初の揺籃まるりょう著
表面に液体が申し訳程度に存在している惑星。
気候には恵まれているが質量不足のため濃い大気を維持することができなかったためだと言われている。
降雨帯は非常に限定的。極地と渓谷に僅かに"海"が形成されているのみ。水辺には原始植物が生い茂るオアシスになっている。
旧パルエ人が持ち込んだ植物であるとみられるものあり。
極地では極冠ドライアイスと水の化合物により、赤道部は渓谷に引き寄せられて密度が増した大気による降雨で水が生成されている。
ひとことで言うと「やる気のある火星」といったところ。
分類 | 地球型惑星 |
公転周期 | 290日 |
自転周期 | 31.2時間 |
脱出速度 | 未定 |
平均気温 | 48℃(68℃/-4℃) |
衛星の数 | 1 |
星齢 | 51億年 |
パルエよりも一回り小さい高温の地球型惑星。
適度な比率の陸地と海洋を持っているが、気象が不安定。この星の暴風雨は想像を絶する。
表面には僅かに藻類が生息している以外はやせ細った大地が淡々と広がる。
この高温環境は原生藻類が吐き出す温室効果ガスが原因。のちに旧時代の人類がテラフォーミングのために舞いた藻類が暴走したものであったことが発覚する。
ブランはエイアの衛星。結構小さめで正直衛星と言うには少し粗末…だが表面に見える水晶が魅力を出している。
分類 | 地球型惑星 |
公転周期 | 450.2日 |
自転周期 | 22.5時間 |
脱出速度 | 10.798㎞/s |
平均気温 | 16-19℃(45℃/-32℃) |
衛星の数 | 2 |
星齢 | 51億年 |
ラスティフロントの舞台となる惑星。海と大陸があり、大気に包まれていて地球と似ている環境。
パンゲア大陸が南北に縦断していることにより海流が循環せず、気候が地域によって異なる性質を持つ。
海流がない代わりに惑星の上空には複雑なジェット気流がいくつも存在している。
この気流は旧人達による希少制御装置の暴走によるものであるが、それがは解明されるのは第四紀にかけてのころ。
この気流は連邦軍の空中艦船の高速移動手段となっている。
詳しくは惑星パルエと惑星パルエの原風景(まるりょう氏執筆)を参照。
セレネとメオミーという2つの月を持つ。
それぞれ色が違うことから別の時代に形成されたことがわかる。
衛星としては質量が大きく互いに大きく影響しあっている。
セレネはチヨコで出来ていると考えられていたが、実際はただの砂と岩の世界だったことが判明。
メオミーは石灰のような軽い物質でできた天体。非常に重力が弱く探査機での着陸は難しい挑戦になるだろう。
分類 | 地球型惑星? |
公転周期 | 669.5日 |
自転周期 | 44.1時間 |
脱出速度 | 未定 |
平均気温 | -12℃(7℃/-78℃) |
衛星の数 | N/A |
星齢 | 132億年(仮) |
舞台となった小説:対立の惑星まるりょう著
内部から発生するとても濃い大気に包まれた岩石惑星。表面には液体状の物質が確認されている。
形成物質は他の岩石惑星と比べると極めて異質であり、ソナ星系の引力に掴まった自由浮遊惑星だったのではないかと推測される。
大気の影響により地表から見る夕焼けは緑がかった黄色に見えるらしい。
パルエからは日の出や日の入り時に他の星とは全く違う「緑色」に光るこの星を昔から特別視していたよう。
「好奇心」の象徴とされてきたルーンは、オービッタ・パレアの時代のパルエ宇宙局員の知的好奇心をも鷲掴みにしている。
分類 | 地球型惑星 |
公転周期 | 1512日 |
自転周期 | 44時間 |
脱出速度 | 未定 |
平均気温 | -40℃(-68℃/2℃) |
衛星の数 | N/A |
星齢 | 50億年 |
パルエから大気と海洋を剥ぎとった星、で説明がつくシンプルな惑星。
惑星にいいも悪いもありませんが、他の惑星が魅力的すぎてちょっと影が薄い様子。
宇宙局員はお隣のルーンとアルゲ・クメグに目がいってしまったまま戻ってきません。
表面は淡々と岩と砂が広がっています。
舞台となった小説:原初の揺籃 まるりょう著
無数の小惑星がルーンとアルゲ・クメグの間に点在している。
これと言っためぼしい資源やアノマリーも存在せず長い間目も向けられなかったが、
宇宙基地の建築地点としては最適なため少しずつ着目され続けている。
大きさは適当である アルゲ・クメグはとてもでかい
分類 | 木星型惑星 |
公転周期 | 6833日 |
自転周期 | 8時間 |
脱出速度 | 未定 |
平均気温 | 320℃ |
衛星の数 | 8~16 |
星齢 | 53億年 |
舞台となった小説:庭園の万人蒼衣わっふる著(900日以上更新が止まっており 現在未完成です!)
「庭園の番人」の名を冠するこの星は、質量が足りず恒星になりそこねた巨大ガス惑星だ。(厳密には褐色矮星)
内部は微妙でだらしない高温になっており、発光している。赤外線で観測したほうがわかりやすい。
夜空に中途半端に赤黒く光るアルゲ・クメグは不気味な印象だ。
もともと薄い環を持っていたが、数百万年のうちに消失してしまった。
代表的な衛星はポムポム、エイゾレ、ミズィク。
ポムポム Pompom
内部がすっからかんの天体。
アルゲ・クメグの引力圏内に引きずり込まれ、粉々になった衛星が懲りずに再び固まったものだと考えられている。
ポムポムは砕けては集合するというプロセスを何回も繰り返している可能性があります。
ソナ星系一のド根性衛星です。(それでもだんだん小さくなってるようだ 探査はお早めに)
エイゾレ Eyzole
エイゾレは天然の海を持つ謎に包まれた天体。文明が存在しているかもしれませんピュイ。
質量はセレネよりも6割大きい程度。宇宙空間からは地表に植物らしきものは確認できない。
良好な大気があり、水が循環している平和な衛星だ。
エイゾレはアルゲ・クメグの熱とソナからの熱を受けているため、温室効果ガス無くともある程度の温暖な気候を維持できている。
海は…市民プールみたいな臭いがします。
ミズィク Mizyc and Zen
ミズィクは全体がカビで覆われている。
長年の淘汰の末、星全体が一個体の生命体になっている。
クルカを絶対に連れて行かないように!!パルエマッシュルームの数百倍の中毒性をもっている!!
ハイになってクルカであることを忘れてしまい、自分がカビだと思い込んでしまうだろう。
ミズィクは、孫衛星の「ゼン」を持つ。
これはただの石ころのように見えるが、胞子を運んだカプセルだと思われている。
ゼンはきつめの楕円軌道で回っており、わずか5時間でミズィクを一周する。
ゼンは歪な軌道に加えて完全にカオスな自転をしているため、探査機の軟着陸なんて考えるほうが時間の無駄である。
?????
誰がなんのために作ったのかわからない、謎のアノマリー。
分類 | 木星型惑星 |
公転周期 | 9939日 |
自転周期 | 14時間 |
脱出速度 | 未定 |
平均気温 | -210℃ |
衛星の数 | 15~18 |
星齢 | XX億年 |
ソナ星系の2つの巨大ガス惑星の一つ。
絵の具を流したような美しい青が特徴。ソナ星系最大のガス惑星でアルゲ・クメグよりも一回り大きい。
もし恒星間航行を行う文明があったとしたら、イシアはソナ星系の灯台のような役割を担うことだろう。
ニテウ Niteu
ニテウはイシアに一番近い衛星。
このグロテスクな見た目は木星のイオのように、重力の影響により内部を引っ掻き回されたためである。
少し前までゼリービーンズでできていると思われていた。
メウ Meu
何すさまじい速さで自転(3時間)しているため楕円形になっている。
内部物質を赤道上から噴き出しているので、メウの軌道宙域は常に何かにまみれていてとても汚い状態だ。
オイ Oi
氷と岩が混ざった衛星。
メウの吐き出すゲロをモロに浴びており表面は赤黒い。
そのせいで熱を吸収しやすくなっているが、氷を溶かすには至っていないようだ。
マクファリ Mac.F Ali
窒素の大気があるめずらしい衛星。
なかなか大きい天体のくせしてきれいな球体ではなく、ゆっくりと2つの天体が融合したような形になっている。
そのため南北に一周するように谷ができており、大気も谷間に多く分布している。
大気の下がどうなっているかわかっていない。
ユモ Jumo
氷の衛星…と思われていたが実は濃い大気に覆われている衛星だ。
地上の様子を隠すように全天を覆っている。
雲の下は一体どんな光景が広がっているのか。
分類 | ガス惑星 |
公転周期 | 約15000日? |
自転周期 | 不明 |
脱出速度 | 不明 |
平均気温 | -220℃ |
衛星の数 | 3 |
星齢 | 55億年 |
巨大な緑色のガス惑星。
その見かけに反して密度は極めて低く、水に浮くとされている。
内部は霞んだ緑色の夕焼けのような世界が広がっているのではないかと想像されている。
旧人たちもこの天体の内部を調査していないため、宇宙時代に入って過去のデータベースにアクセス出来るようになっても色々と謎のままだ。
オクタヴィア Octarvia
アーキルの伝説に登場する駿馬の名を関する通り、極めて早いスピードで公転している。
イベラの上空わずか1,200km付近を周回しているためだ。
ポリオ、ニリオ、テリオ、エリオ、ルリオ Polyo, Nilyo, Telyo, Elyo Rulyo
極めて珍しい5重惑星。
質量の異なる5つの天体が絶妙なバランスで重心を共有する。
もともとこの宙域には単一の惑星があったとされており、この5兄弟はそれが何らかの理由により崩壊された際に生まれたと考えられている。
自転周期から自転軸まで常に不安定。
重力も弱く、これといった資源もないので旧人ですら興味を示さなかったようだ。
アル・シュバール Al Shfbarl
凄まじい暴風が吹き荒れる衛星。
大気組成はメタンであることが分光観測によってわかっている。
探査機の突入ミッションは破滅的な結果になるだろう。
旧人たちが終末的破滅から逃避するために建造した恒星間移民船。
もとより恒星間航行技術を持っていなかったため、本船はソナ星系の重力圏内に囚われ続けている。
船体は大きな損傷が認められ、内部のシステムもほぼ全滅しているだろう。
惑星X
最遠の惑星
クルカと関係があるとかないとかうんたら