ワリウネクル諸島連合


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ワリウネクル諸島連合 United Islands of Waliunecle

国旗追加(2023/07/09)
テンプレ統一運動(2021/10/14)

超大陸が部隊のラスティフロントでは珍しい海洋国家。
船や水上機といった海に特化した海洋国家ならではの技術体系をもつ、お魚がだいすきな腹黒国家。
そのえげつない外交手腕は太陽系第三惑星、地球に存在した大英帝国を髣髴とさせる。

  
この大陸では唯一の海軍を持つ。


国旗
公用語 ワリウネクル語
首都 スラーグ
最大の都市 ヤグイカムシカ
通貨 イコリア・デイナール
国歌 母なる海
民族構成 ワリウネクル系
アーキル系
パンノニア系
95%
3%
2%

キャラクター・パレット

1:系 2~3:系 4~6:系

概要

オリエント海と呼ばれる大陸東岸海域に点在する大小様々な島々を国土とした海洋国家。
それぞれの島には自治権があり、それらの集合体として諸島連合という国家があるわけですが、
そもそも諸島人の思考には明確なナショナリズムが芽生えておらず、絶妙なコミュニティ意識で支えられています。
大陸人は海を世界の淵のように考える傾向があり、水上艦艇の技術をほぼ有していません。
それに対し、ワリウネクルの人々は海とともに行きてきたため外洋を安々と乗り越える水上艦船の建造技術を有します。
大陸人とは文化的にも思想的にも、技術体系もかなり異なる異質な国家と言えるでしょう。

拡張志向が高く隣国の沿岸までの領海を主張しており、それ対して各国は特に異議を申し出ないため、
結果として海の上では彼らの独壇場となっています。このハングリーな姿勢は諸島連合の国民性でもあります。
商魂たくましく、人付き合いの良い笑顔のたえない人々ですが、同時に裏では何を企んでいるかわからないのがステレオタイプな諸島人です。

フォウ王国との関係性は非常に悪く、マルダル沖の領有を巡って長年に渡り対立状態にあります。
両国は帝国との戦争に直接的な危害が発生し得ないため連邦には加盟しておらず、かわりに互いに威嚇し合っているのが日常です。
とはいえ、パルエの中の下クラスの中堅国である彼らにアーキル国のような大規模な戦争遂行能力はなく、
もっぱらささやかな領空侵犯の応酬を思い出したように繰り返すのみとなっています。

 

 

ラスティフロントでの位置づけ

ラスティフロントにおけるワリウネクル諸島連合は、世界情勢を影から監視しつつ戦後のパワーバランスの構築を狙っている陰謀論の噂が絶えない海洋国家、というハイコンテクストな役割を演じています。
独特な形をしたこの世界唯一の海軍や、フロート付きの大型航空機。ガラパゴス化した奇妙な技術体系を持つ国として描かれます。
彼の国における言語の語感は当初はアイヌ語をベースにしていましたが、そのうちエセ・アイヌ語に移り変わり、特に深い意味はありません。
メインカラーは南洋をイメージするややエメラルドの混じった青い海の色。パルエでは珍しい明細模様がキャラクターを引き立てます。

創作において諸島連合の人々は、無垢な笑顔を見せる極めて無害そうな人々として描かれており、実はとんでもなくえげつないことを考えていたというオチがなんとなくお約束となっています。もちろん全員がそうではありませんが、ストーリー上のこういった役割では適役です。
 

歴史

旧時代の終末戦争から数万年。
大陸で生き残った一握りの人々が、太古のフネを扱いワリウネクルの島々に流れ着きました。
このフネは最終戦争の戦禍を免れた中型の輸送船だったと現在では考えられています。

第一紀
東海(オリエント海)の島々に広がった人々は、早いうちから島から島への移動のための水上航行の技術や天文学、数学等を発達させてきました。
知識や技術は早いうちから高度なレベルに達しましたが、国土も飛び飛びの小さな島しかないため多くの人々を養うことができず、島同士のコミュニティの連携に特化した諸島連合を成立させるにいたります。
連合と言っても彼らには島民・国民または連合体という意識はあまり根付いておらず、東洋的な結びつきをもつコミュニティを発展させてきました。

第二紀~第三紀
そのうち大陸で勃興した諸文明、主にパンノニアとアーキルと接触、交易を行いつつ諸島連合としての地位を確固たるものにしました。
非常に高い食料自給率、豊かな自然、広大な交易網を持つことでパルエでは中堅国クラスの位置に達した諸島連合は、帝国との戦いには直接関わらず平和な時代を謳歌します。
しかしながら、領海を北へ広げていくうちに北極帯を支配するフォウ王国とマルダル諸島を巡った紛争に突入してしまいます。
紛争と言っても領空侵犯の応酬という安っぽい示威行動が主でしたが、600年代に寒波が訪れると両国は本格的な戦争へと突入。
歴史上初めて民間人が多く巻き込まれる戦争は、諸島連合の人々だけでなくパルエ人全体にとって大きな衝撃を与えることとなりました。

第三紀~
フォウ王国との和解、そして南北戦争の終結が宣言されてからは周辺国家と経済的な結びつきをさらに強め、商業国家としての道を歩み始めます。
700年代付近ではパルエで芽生え始めた様々な民間企業の進出先として候補に上がる土地となりました。
また、東端に位置するため惑星の裏側探索の拠点、宇宙開発の拠点としても繁盛し、その土地柄をうまく国家の発展に結びつけました。

 

文化

海とともにある
大陸文化が栄える中、周囲から孤立していた諸島連合は独自の文化体系を築き上げました。
とくに、生きる術を海の幸に頼るしかない諸島民、ワリウネクリアンたちは海と魚をこよなく愛しています。
海や魚は活力の象徴であり、この世界を構成する要素でありました。
彼らにとって空と海の境界は存在せず、人間は空を泳ぐ魚という観念を持っています。
この哲学は第四紀における宇宙開発への多大な投資につながりました。(宇宙も海いんぐね)

飽くなき好奇心
基本的に島国体質なので保守的ではありつつも、海は我らの手の内という志向をもっており、
この志向は彼らの際限のない領海拡張と開拓精神として現れていて、フォウ王国との領土問題にまで発展することもしばしば。
旧時代の技術研究にも力を入れており、海底に眠る遺跡の調査を通年行っています。
アーキル連邦やパンノニアの人々が発掘物や遺跡探査を通して旧時代の歴史や技術の解明を目指していることに対して、
ワリウネクリアンは興味深いものが引き上がらないかという観点で調査しているところが大陸人との違いでしょう。

お魚だいすきいんぐね(食べる)
パルエいちの魚好きで、彼らの行動力の源の大部分が魚に占められています。
大陸へ派兵されてきたワリウネクリアンの兵士が、武器の代わりに釣り装備一式(それも重装備)でやってきたことがあるようで、脳みその髄液にいたるまでお魚状態なのではないかと言われています。
国民はとても楽観的かつ挑戦心旺盛で、諸島連合が惑星パルエでこれほどまでの勢力と技術体系を揃えた理由にもなっています。

クルカだいすきいんぐよ(食べない)
スカイバードのことは釣って食べることができないためどうても良い存在らしく、かわりにクルカを非常に愛好しています。
(スカイバードは彼らにとって空を泳ぐ魚でしかないのです。第三紀あたりに入ると国際交流が進んだこともあり、旅行者には一定の配慮を示します。)
彼らがクルカを好くのは、クルカが釣り竿に100%食いつく―釣り針にかかっているものがネジだろうとスポンジだろうと―存在だから、というわけではなく文化的に深い関係があるためです。
クルカは、ワリウネクリアンがこの世に生を受けた同じ日に産まれた個体が与えられます。
与えられたクルカは自分の分身として大切に大切に育てられます。10歳くらいになると、今度は共にいろいろな人生経験を分かち合います。
そしていずれ男女が愛しあうようになると、クルカもまたペアリングを築きます。このようにワリウネクリアンとクルカは一心同体の存在なのです。
しかしながら、可哀想なクルカ。一見大事そうに扱われていますが、全般的に不憫な扱いも受けているようで、その辺りは他国と変わりありません。

代表的な文化一例
・双子島の夜祭
ほぼ同じ大きさの島が連なっていることから名付けられた。
結婚の季節になると、各島から年頃の男女が行き来して集団結婚が行われる。男性が出向く年と女性が出向く年が決まっている。
島という狭いコミュニティで近親婚を繰り返さないための伝統。

・魚料理
連邦人に食べさせたところ、生まれて初めて感じる「おいしさ」を理解できず、思わず吐き出してしまったほど美味しい。
これはまずさを暗喩しているのではない。美食家のパンノニア人王宮料理人ですら美味しさのあまり料理をかきこみ、匙で口内を切ってしまったという。
パルエ人を料理で釣るならば魚料理という謎のスタンダードがある。美味しいもの=魚料理なのでしょう。

女体盛り
ワリウネクリアンはすけべ

 

経済

商人たちの貨幣
通貨はイコリア・デイナール。
貝殻を使った貨幣制度が非常に早い段階から芽生えており、島ごとに独自の通貨を持っていました。
中世同然の時代に、為替取引のようなことをやってのけており、島間の情報伝達コミュニティや経済観念が隅々までいきわたっていた経済のプロ集団といった趣。
乱立した通貨は時代を追うごとに統合されていき、第一紀中に通貨統合を果たします。以後、イコリア・ディナールは諸島連合内ならず沿岸都市まで流通します。
信用に裏付けされたイコリア・ディナールが流通するのを前に、ガバ信用のガバ帳簿で成り立つ連邦ディナールは紙くず同然でした。
アーキル連邦はイコリア・ディナールを外来種として毛嫌いしましたが、イコリアを愛好する商人らの反発により、連邦政府が認定した港湾の海貨金融券として限定的に扱いを許しました。

信用足るも中堅国止まり
イコリア・ディナールは通貨としては安定した信用を獲得していましたが、数に物を言わせた発行量、それを使用する人口、そしてインフレしても超高額貨幣を発行し続ける連邦ディナールには惑星全体では押されています。
やはりワリウネクリアンと限定交易圏の商人のみがつかう特殊通貨としての性質は抜けきれず、第四紀のオリエント条約機構 (現地語:オーリスリーグ)結成後もそれは続きました。

マルダル経済特区
第三紀にフォウ王国と領有権を争ったマルダル諸島は、大陸連盟の監視のもと両国により経済特区の建設が進められました。
超法規的措置によって稼働を始めたこの人工都市は、ワリウネクル・アーキル・フォウ間の重要な貿易都市として栄えます。
莫大な資本が動く島というよりも、商人たちの都市として栄え、その資本も特定の国に徴収されることのない自由な島と知られます。
結局どちらつかずの結果で終わったマルダル諸島の領有は、フォウ・ワリウネクル両国にとって不満なものでしたが、自由交易都市となり相互に重要な存在となった今、これに対して今更不満を持つものはいません。
負の遺産となりかけたマルダルは自由の象徴へと変わりました。

 

軍事

パルエ唯一の海軍を運用する
唯一の海軍を持つ諸島連合は、海上戦艦や海上空母などを以って領海の警備にあたっています。
第三紀初頭までは、平時は故意にフォウ王国領空・領海を犯して相手の出方を探って一日を平和に終えています。


六管区の精強な艦隊
空中を飛ばないがゆえに、浮遊機関なしに建造ができるため国家規模の割に多くの艦船を就役させています。
飛行甲板を持つWW2ライクな空母は第三紀の終わりまで登場しておらず、もっぱら中型艦を主力とした部隊を抱えていました。
巨砲を持つ戦艦は3隻が就航。古ぼけた海防戦艦が8隻程度で、その他は対艦戦闘を主としたコスパの良い中型艦を70隻程度保有しています。
対フォウ管区は最も精強な部隊が所属しており、事実上の主力がここにかき集められていました。

猛烈な対空/対艦攻撃能力
敵対する海軍が惑星上に存在しないために、海上艦のほとんどは対空艦兵装に特化されています。
また、空中艦でいう「重装甲」と彼らの海軍の「重装甲」の間には桁外れの差があり、ワリウネクル海軍は空中艦隊にとって難攻不落の脅威といえます。
偶発的に帝国軍と戦闘状態に入った同海軍は、1隻の犠牲も出さず撃退した記録が残っているほどです。
加えてオリエント海は地球上では考えにくい激しい荒波にさらされており、その環境下で培われた天才的な砲術もまた彼らを無敵足らしめています。

不在の陸軍
陸軍については、他国を攻めること/本土決戦は全く想定に入れておらず、マルダル諸島の領有を巡った寒波戦役が発生するまでまともな陸上兵力を持ちませんでした。
唯一存在していたのは漁港防衛隊という市民レベルの警邏組織です。
寒波戦役前夜、陸軍の必要性が高まるとワリウネクルは陸軍国家である隣国パンノニアの士官を招いて陸上部隊を訓練させます。
ところが木々生い茂る熱帯気候での横列戦闘は的外れで、訓練は中止。ある程度の指導を受けた1大隊をベースに、初頭独自の陸軍の研究が始まります。
フォウ王国との戦争で急速に経験値をためたワリウネクリアンは、彼らなりに最適な装備や戦術を早急に開発し、フォウ王国の重装甲歩兵を随所で受け止めました。
凍結して動けなくなった海軍艦艇の乗組員も陸軍として運用した実績があるため、戦後においては陸戦もできる船乗りとして恐れられます。

空の目
艦隊に目が行きがちですが、軍隊としての主力は水上機。海が全て滑走路となるワリウネクルではもっともな運用法です。
とくに広大な領海に張り巡らされた早期警戒網はフォウ王国以外に破られたことはありません。
(帝国との遭遇戦では彼らの接近を認知していながらも、砲火を交えることを最後まで回避したため侵入を許しました)
水上機はフロートなどを設けなくてはならないため高速機の開発は遅れています。この国で陸上機を開発するにはデメリットが大きすぎます。

秘匿兵器 可潜艦
海上艦に馴染みのない潜水艦という乗り物は、パルエ人にとって考えの及ばない乗り物でした。
大陸人は海を見たこともないものが多く、海の下を潜る乗り物という発想がありません。
ゆえに、諸島の持つ可潜艦は諜報上極めて重要な存在でした。効果だったため数隻の建造にとどまりましたが、第三紀において各国の領海で情報収集にあたっていたらしいです。
第四紀では、各国の裏側探索計画の一環で水上艦や潜水艦は一般的なものとなりましたが、それでも潜水艦建造技術は彼らが最先端を行き続けました。

赤服部隊
青い迷彩服を着用する海兵と打って変わって赤い迷彩服を着る特殊部隊が存在します。
もともとは海軍のアグレッサー部隊として敵役を演じていた練度の高い部隊でしたが、現在では海上戦力は持たず航空機のみを所有しています。
主な任務は輸送や護送と正規軍とあまり差はありませんが、見た目が派手なことから"親衛隊"と呼ばれています。高練度な特殊部隊といっても問題ないでしょう。
大型航空機と戦闘機をそれぞれ20機ほど有します。寒波戦役で消耗し戦後は正規軍へ編入されて存在は消失しますが、儀仗兵として赤服は残りました。

 

政治

表の政府
各島からの代表者が議会に出席し、国政を議論する政体を古くから採ってきました。
党は存在せず、"諸島連合の繁栄" "全にして個、個にして全"という哲学を共有しています。
円状に議席が広がる集会場に定期的に集まり、今後の方針を確定します。議会での意見は国民から直接選ばれた総長が汲み取り、判断を下す形です。
国民は総長の価値観や決定方針に賛成できるか否かを3年毎に投票し、無能な総長は退き、国民の意見を反映している総長が中央の席に就きます。

影の政府
ここまでが表向きの政府で、諸島連合には新秩序委員会というやたらめったら厨二臭い影の政府が存在しています。
これはラスティフロントのメタ的な設定で、存在してもしていなくてもどっちでもよく、怪しそうな物事の裏にその存在をチラつかせるのを楽しむためのスパイスです。
使用法・用量を守って使おうね。
新秩序委員会は、諸島連合のどこかの島の地下深くに、今後の世界の覇権を手にするために怪しい議論をしている者たちです。まさに諸島の腹黒成分の終着地。
アーキルの国力を消耗させるためにオデッタ人民国ニヂリスカ国を建国させるなど、何を企んでいるかわからない、諸島政府すら感知していない謎の組織です。
パルエの歴史で起こる大隊の出来事の裏に彼らの匂いあり…というものですが、最後までアーキルに振り回されるようで、連邦崩壊は「本当に崩壊するとは思わなかった」らしい。
戦後は委員会の存在は消えました。本部が壊滅したのか解散したのか、謎に包まれています。

各国への対応
フォウ王国:民間レベルの貿易を行っており特に利害関係もない隣人でしたが、マルダル島を巡って対立を激化させる575年から631年の寒波戦役の講和までは国交を断絶していました。
戦後は東西貿易の北回りルートを結ぶ、経済的なパートナーとなります。アーキルルートは商品の誤配/遅配/窃盗/破損が多く、高価な貨物は北回りが多かったのです。

アーキル連邦:浮遊ノームという非常に貴重な海中発掘物を契約により優先的に提供しています。発掘される頻度は数十年に一つ程度ですが、連邦からはその権利のために多額の契約金が支払われています。
連邦には所属していないため対帝国戦争にも加担しませんが、対価を払われて傭兵として海軍から抽出した人員を送ったことがあります。(まったく使い物にならなかったそうです)

​対自由パンノニア共和国:古くより活発な交易相手であり続け、関係も伝統的に良好。とはいえ帝国侵略時にパンノニアが南北分断されてもガン無視を決め込むなど肝が座った外交姿勢をとっています。
パンノニアの微妙な経済に資本を投入して影響力を増やそうと画策していますが、彼らの主人公的なオーラと愛国心には勝てませんでした。戦後はオリエント条約機構を設立します。

​対サン=テルスタリ皇国:帝国連邦の経済・軍事制裁下においても練り物(火薬)と彫刻品(建材)を輸出するなどいたって良好。両超大国の疲弊を狙ったが結局半世紀ほど戦線を長引かせたのでこいつは汚いぞ。
戦後はテルスタリ・デルタの開発に投資。第四紀には良港として地中海貿易を支えました。これはアーキル・パンノニア貫通トンネル"オンタァク・トゥネン"に対抗したものであるとされています。

​対クランダルト帝国:帝国には実は宣戦布告はしていませんでした。だって関係ないいんぐもんね。戦後の連邦と帝国の接近をあまり快く思っていなかったようです。
オリエント条約機構はその対抗処置のひとつだったといえるでしょう。ですが時代はグローバル化であり、冷戦の時代はそこまで長期化しませんでした。

帝政ダルト国:建国当初から密使のやり取りは非常に活発だったようで、互いに大陸の情勢について情報交換をした形跡が残っています。
戦後にかけては互いの利害があわなくなった、というよりも方向性が違ってきたことから密接を遣わせ合うほどの関係ではなくなりました。

対ニューポール:もっとも近い隣国でしたが、この時代になると空中艦の技術はあってもコストが高くなっており、交易は空中艦のアクセスが容易いアーキル連邦と統一パンノニアに先を越されてしまいます。
ところが、天文学についての好奇心は両者一致しており、両国の学閥は急接近して優秀な論文を数多く発表するようになります。

 


 

ここからしたはふるい

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諸島連合の特徴

海に囲まれたので海関連の技術に特化
諸島連合にはメル=パゼル共和国のように高度に発達した技術がありますが、メルパゼルが機械技術に特化したのに対して諸島連合は水を用いた造船技術と、広い領海内に残る古代都市遺跡から豊富に発掘される旧文明の機械の解明に特化しています。連邦が大切に使っている浮遊期間を諸島連合がいち消耗品として使用しているのもそのため。
帝国は小さな島を領土にしようとは持っていないため戦火は彼らの領土までには及んでいないですが、連邦と帝国の戦争の長期化による彼らの技術革新についていくために、古来から飛行機械(水上機)にも力を入れている模様。

水没遺跡がざっくざく
基本的には戦争に加入しているわけでもなく平和な国ですが、最近は豊富な水没遺跡を狙ったハンターがアーキル連邦フォウ王国から侵入するケースが多く、彼らの処理に手を焼いている。
特に王国は諸島連合の豊かな国土と都市遺跡を喉から手が出るほど欲しており、軍部主導で頻繁に偵察機などを送り込んでいる。帝国連邦間の戦争の他に王国連合間の紛争が勃発してもおかしくない状況だ。勃発した。

筆舌に尽くしがたい腹黒外交
「お魚だいすき♥」「お魚食べるいんぐよ~!(^o^)」と無垢な表情で走り回る傍ら、秘匿兵器である潜水艦で念入りな領海侵犯・と思えば突如戦艦を従えた漁船をフォウ王国沿岸に居座らせて漁業を始める・そのまま海上都市を建設し始める・第三国に賄賂を送る・ザイリーグ砂漠の火薬庫と呼ばれるニヂリスカ・オデッタ人民国を建国させるなど裏ではえげつないことを平然とやってのけている。
泥沼外交に諸島の影ありとはよくいったもので、パルエ大陸の沖合に突如全盛期の大英帝国が魚と一緒にやってきたといってもよい程。
さんざんパルエに不穏の種を撒き散らしながら、国際平和を最終的に維持させ続け、美味しいところを諸島がいただくという傲慢と慈愛の入り混じった刺し身のような国家だ。

 

 

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地形と環境

海に囲まれた温暖な島々。豊かな海洋資源。

 

 

 

 
最終更新:2023年07月09日 19:07
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