BW迷言集 > N



  • 作中のNの台詞を掲載。
    • 全体的な印象としては、Nは基本的に上から目線で話すこと、無駄に難しい言葉を使っていること、言うこととやることが矛盾していることが挙げられる。
    • 後半から、プレイヤーの同情を買おうとする展開と台詞が見られるようになる。



カラクサタウン

N初登場

(謎の青年がゲーチスの演説を聴いていた主人公とチェレンに近づいてくる)

???「キミのポケモン、今 話していたよね……」
チェレン「……ずいぶんと早口なんだな。
それにポケモンが話した……だって?おかしなことをいうね。」
???「ああ 話しているよ。
そうか君たちにも聞こえないのか。
かわいそうに。ボクの名前はN(エヌ)。」
チェレン「ぼくはチェレン、こちらは(主人公)。
頼まれて、ポケモン図鑑を完成させるための旅に出たところ。
もっともぼくの最終目標は、チャンピオンだけど。」
N「ポケモン図鑑ね……
そのために幾多のポケモンを、
モンスターボールに閉じ込めるんだ。
ボクもトレーナーだが、いつも疑問でしかたない。
ポケモンはそれでシアワセなのかって。
そうだね(主人公)だったか。
キミのポケモンの声を、もっと聞かせてもらおう!」
  • N初登場。大多数のプレイヤーはこの初登場でNを変人や電波だと思う。
  • チェレンの突っ込みがなかったらほとんどの人はNが早口だったことに気づかないだろう。

N戦の台詞

N「もっと!キミのポケモンの声を聴かせてくれ!」

Nに勝利

N「そんなことをいうポケモンがいるのか……!?」

N戦後

N「モンスターボールに閉じ込められているかぎり……
ポケモンは完全な存在にはなれない
ボクはポケモンというトモダチのため 世界を変えねばならない」
  • モンスターボールからチョロネコ出しましたよね? モンスターボール使ってましたよね? 使ってましたよね?
    • モンスターボールを否定しているのに、最後までNはモンスターボールを使用している。
  • スタッフの連携がとれていないのでは?と疑ってしまうシーン。

シッポウシティ

シッポウジム前、Nと遭遇

N「ボクは……ダレにもみえないものがみたいんだ
ボールの中のポケモンたちの理想
トレーナーという在り方の真実
そしてポケモンが完全となった未来……
キミもみたいだろう?」

(ここで選択肢が発生)

(いいえを選択)
「……ふうん 期待はずれだな
それよりもボクとボクのトモダチで
未来をみることができるか
キミで確かめさせてもらうよ」

(はいを選択)
「そうかい ではボクとボクのトモダチで
未来をみることができるか
キミで確かめさせてもらうよ」
  • 初めてのNの会話での選択肢。
    • いいえを選んでもはいを選んでも、Nは上から目線な態度で主人公に話しかけてくる。

Nに勝利

N「まだ未来はみえない…… 世界は未確定……」

N戦後

N「今のボクのトモダチとでは
すべてのポケモンを救いだせない……
世界を変えるための数式は解けない……
ボクには力が必要だ……
だれもが納得する力……
……必要な力はわかっている
……英雄とともにこのイッシュ地方を建国した
伝説のポケモン ゼクロム(レシラム)!
ボクは英雄となりキミとトモダチになる!」
  • Nにとってトモダチとはいったい何なのか理解できなくなる台詞。
    • Nにとって『トモダチは道具』という考察もできてしまう。
  • この台詞からNは俗に言う伝説厨と言われる。

ライモンシティ

遊園地、Nと遭遇

N「……プラズマ団を探しているんだろう?
彼らは遊園地の奥に逃げていったよ
ついてきたまえ」
  • 遊園地に入るとNのイベントが発生。

遊園地、観覧車の前

N「……いないね
観覧車に乗って探すことにしよう
ボクは観覧車が大好きなんだ
あの円運動……力学……
美しい数式の集まり……」
  • プラズマ団を探すためにNと観覧車に乗ることになる。
  • 観覧車でプラズマ団を見つけたとしても、すぐに降りることができない。
    • このことからNはプラズマ団のために時間稼ぎをしていたと思われる。
  • Nが天才であるというアピールをしたい意図が見える。
    • ただし難しい数式が出るわけでも、数学者やその他知識者を唸らせるといった描写もなく、設定上存在するであろう知力・知識をまるで表現できていない。

観覧車のNの台詞

N「……最初にいっておくよ
ボクがプラズマ団の王様
ゲーチスに請われ 一緒にポケモンを救うんだよ
この世界にどれほどのポケモンがいるのだろうか……」
  • 観覧車の中でいきなり自分がプラズマ団の王と言い出す。
    • 発売前にNがプラズマ団のボスだと簡単に推測していたのであまり驚かなかったプレイヤーは多かったのではないだろうか?

観覧車を降りた後の会話

プラズマ団「Nさま!」
プラズマ団「ご無事ですか!」
N「問題ない
ポケモンを救うために集まった人々も……
ボクが守るよ
ボクが戦うあいだにキミたちはこの場を離れたまえ
……さて (主人公) ボクの考え 理解できるかい?」

(ここで選択肢が表示される)

(いいえを選択)
「そうかい……それは残念
さて……ボクにみえた未来
ここではキミに勝てないが
逃げるプラズマ団のため相手してもらうよ」

(はいを選択)
「その言葉 真意だとうれしいね
さて……ボクにみえた未来
ここではキミに勝てないが
逃げるプラズマ団のため相手してもらうよ」
  • このセリフから、観覧車に乗ったのはプラズマ団を逃がすための時間稼ぎの一つの手段と言えるだろう。
  • 「追われている者」を匿い、かつそんな逃走者たちの王であると自白し、更に逃走を幇助するシーン。
    • プレイヤー視点では犯罪者の共犯であり、そうでなくとも現実で言う犯人隠避という犯罪を行うシーンでもある。
  • この後に表示されるグラフィックで、Nはモンスターボールを持っている。
    • ゲームの仕様や表現上の都合で「ボールを使っているように見える」などではなく、明確にボールを使用していることが描かれていることになり、やはりNのボール否定の主張を弱くさせている。

Nのポケモンに最初の一撃を与える

N「キミのポケモンはなんだかうれしそうだね」
  • 手持ちポケモンを毎回変えるようなNにはわかるまい。
  • 「人の手持ちとなることでポケモンが苦しむ」というNの主張と食い違っており、ポケモンを解放する必要性を薄れさせてしまっている。

Nの手持ちが最後の一匹になる

N「負けるにしてもみえていた未来と違う?キミは?」

Nに勝利

N「結果は一緒だった…… だが キミは…… 何者だ?」

N戦後

N「……キミは強いな
だが ボクには変えるべき未来がある
そのために……!

(観覧車を背景に目が死んでいるNの一枚絵がでかでかと映る)

ボクはチャンピオンを超える
だれにも負けることのない唯一無二の存在となり
すべてのトレーナーにポケモンを解放させる!
キミがポケモンといつまでも一緒……!
そう望むなら 各地のジムバッジを集め
ポケモンリーグに向かえ!
そこでボクをとめてみせるんだ

(一枚絵の表示が終わる)

それほどの強い気持ちでなければ
ボクはとめられないよ」
  • BW発表時のPVで一瞬映っていた「ボクはチャンピオンを超える」のシーン。
    • Nの一枚絵は死んだ魚のような目がプレイヤーを見つめてくるため少々キツいものを感じる。
    • そもそもこの一枚絵は必要あったのだろうか?
      • このような一枚絵自体Nのみに用意されている。
  • ちなみに「ボクはチャンピオンを超える」という台詞は、ニコニコ大百科では記事が作られるほど人気であった。

電気石の洞穴

ダークトリニティ初登場イベント

(主人公がダークトリニティに数歩先のNの近くに連れて行かれる)

N「……ありがとう

(ダークトリニティが消える)

今の連中はダークトリニティ
ゲーチスが集めたプラズマ団のメンバーだよ
ちなみに この洞穴の入り口にデンチュラの巣を
用意したのもカレら らしいね
電気石の洞穴……ここ いいよね
電気を表すのは数式 そしてポケモンとのつながり
……人がいなければ ボクの理想の場所だ
さて キミは選ばれた……そういうと驚くかい?」

(ここで選択肢が表示される)

(いいえを選択)
「……フウン やはり意味が理解できないと
驚くこともできないか

(はいを選択)
「まあ そうだよね 驚くだろうさ

(以下共通)
キミたちのことをゲーチスに話した
するとダークトリニティを使い キミたちのことを調べたらしいよ
チェレンは強さ という甘い理想を求めている……
ベルとやらは だれもが強くなれるわけではない という
悲しい真実を知っている
キミはどっちにも染まっていない いわばニュートラルな存在……
それがいいらしいんだ
この先でプラズマ団がキミを待ち構えている
ゲーチスはキミがどれほどのポケモントレーナーか試すそうだよ」
  • N、というよりシナリオにおけるチェレンとベルの位置づけが垣間見れるシーン。
    • チェレンは強さを追い求める修羅となっているようで、ベルに至っては成長フラグがおもいっきり潰されている。
  • いいえを選択するとNに馬鹿にされる。
    • 意味を理解しているかしていないかはともかく、驚くこともなかっただけでいいえを選んだだけのプレイヤーを侮辱。
  • 「電気を表すのは数式 そしてポケモンとのつながり」意味が全くわからないのでプレイヤーに分かるように説明してください。
    • とりあえず頭が良さそうなことを言わせておけばいいだろう感が丸出し。

フキヨセシティに繋がる出口前、Nに遭遇

N「多くの価値観が交じり合い
世界は灰色になっていく……
ボクにはそれが許せない
ポケモンと人間を区分し 白黒はっきりわける
そうしてこそポケモンは完全な存在になれるんだ
そう!これこそがボクの夢! かなえるべき夢なんだ!
(主人公)! キミにも夢はあるのか?」

(選択肢が表示される。)

(いいえを選択。)
「……夢を持たない人間にボクが理解できるか!
くっ……キミの……ココロを折るしかないのか!」

(はいを選択。)
「夢がある……それはすばらしい
……キミの夢がどれほどか 勝負で確かめるよ」

Nに最初の一撃を当てる

N「ポケモン勝負はお互いが理解するためと信じているかい?」

N戦の台詞

N「ボクの全身からあふれるトモダチへのラブ! みせてあげるよ」
  • ポケモンをとっかえひっかえしているので説得力は薄い。

Nに勝利

N「トモダチが傷つく…… これがポケモン勝負だよね」
  • 戦うのが嫌なのに戦っているN。その性格が鼻につくプレイヤーもいるようだ。
    • なお三戦目の彼曰く、そのトモダチは勝負の最中「なんだかうれしそう」なのだが。

N戦後

N「……どうしてだ?
トレーナーであることを苦しく思うまま戦っていても勝てないのか……
クッ! こんなことで理想を追究できるか!
伝説のポケモンと……トモダチになれるものか……!」

Nとアララギ博士の口論

ベル「(主人公)! もうすぐフキヨセシティだね」
アララギ「……ベルは耳がいいのね
あんな遠くからでも(主人公)の声が聞こえるなんて
で (主人公) そちらのトレーナーはどなた……?」
N「……アララギか
トレーナーとポケモンの関係に疑問ももたず
人間の勝手なルールでポケモンを分類し
ポケモンという存在を理解したつもりになる……
そんなポケモン図鑑が許せないのだが 
アナタはなにを考えているんだ?」
アララギ「あら……ずいぶんと嫌われているようね
だけど あなたの意見もひとつの考え方なら
わたしの願うところも同じくひとつの考え方よ
ポケモンとどう付き合うべきか それは一人一人が考え
決めればいいんじゃない?」
N「……それでは間違った考えの人間がポケモンを苦しめる……
そんな愚かな世界をボクは見過ごすわけにはいかない!」

アララギ「……まあ いきなりわかってもらえるとは思わないけど
少しずつでいいからみんなの気持ちを知ってほしいな
さてと……もう少しデータを集めるかなー
わたしたちとポケモンがもっと仲良くなるためにも
相手のことを知らないとね!」
ベル「えーっと (主人公)!
あたし いまアララギ博士のボディーガードだから
博士と一緒に行くね!」
  • Nとアララギ博士、どちらも意見を一方的に主張していて議論が平行線にしかなっていない。

フキヨセシティ

フウロに勝利後、フキヨセジム前でNと遭遇

N「……わかりあうためといい トレーナーは勝負で争い
ポケモンを傷つけあう
ボクだけなのかな それがとても苦しいのは
まあいい……キミのポケモンと話をさせてもらうよ
……ボクは生まれたころよりポケモンと暮らし育ったからね
ヒトと話すよりも楽なんだ
だってポケモンは絶対にウソをつかない
(最初に出す手持ちのポケモンの種類。)だね……(主人公)はどんなトレーナーか教えてよ?
……そうか (主人公)はカノコタウンで生まれ育ち 母親と二人暮らしなんだ
ポケモン図鑑をきっかけに 世界を見聞するための旅をしている……と
それにしても この(最初に出す手持ちのポケモンの種類。) なぜだかキミを信じている……
いいね……!すべての人とポケモンがキミたちのように向き合うなら
人に利用されるだけのポケモンを解き放たずに 
ポケモンたちと人の行く末を見守ることができるのに
ゲーチスはプラズマ団を使い特別な石を探している
その名もライトストーンとダークストーン……
伝説のポケモンはその肉体が滅ぶとストーンとなって眠りながら
英雄の誕生を待つ……
そのストーンから伝説のドラゴンポケモンをよみがえらせ
トモダチになり ボクが英雄であることを世界に認めさせ従わせる……
……ボクの夢は争うことなく世界を変えること
力で世界を変えようとすれば反発する人もでるだろう
そのとき傷つくのは愚かなトレーナーに
利用されてしまう無関係のポケモンたちだから
そう……ポケモンは人に使われるような小さな存在じゃないんだよ!
その結果……
キミたちのようにお互い向き合っているポケモンとトレーナーを
引き裂くことになるのは すこし胸が痛むけどね」
  • ポケモンを戦わせるのが嫌だというのに、フキヨセジムをクリアするまでにNは4回もポケモン勝負を挑んできている。
  • Nがポケモンと会話できること、ポケモンが人間の手持ちとなることにより苦しんでいることを証明する絶好の機会……のはずだが、Nは以前に電気石の洞窟内でダークトリニティが主人公の素性を調べたと言っている。
    • その点を考慮するとポケモンの言葉を聞いたのではなく、あらかじめダークトリニティから知らされたことを、さもポケモンが話してくれたのだと騙っているように見えてしまう(詐欺などでよくある手口)。
    • 仮に会話できることが真実だとしても、ここの台詞ではポケモンはどのような扱いをしていようと主人公のことを信じているらしく、「ポケモンが苦しんでいる」というNの主張を弱くさせてしまっている。
    • なお、ただ人間の手持ちとなったことが理由で苦しんだポケモンはシナリオ上では登場しない(最後まで人の台詞で語られるのみで、存在そのものがあやふやなものになってしまっている)
  • この辺りからNに同情させるシナリオ運びになってくる。
    • Nに同情する人とNの扱いそのものに疑問視し始める人とで分かれるだろうポイント。

リュウラセンの塔

リュウラセンの塔6階のイベント

N「どう (主人公)
世界を導く英雄のもと その姿をあらわし
共に戦うポケモンの力強い姿は!
これからボクはゼクロム(レシラム)と共にポケモンリーグに向かい
チャンピオンを超える! 
ポケモンを傷つけてしまうポケモン勝負はそれで最後
ポケモンだけの世界……ようやく実現する
ボクたちを止めるなら キミも英雄になればいい!
そう!ゼクロム(レシラム)と対をなすポケモン レシラム(ゼクロム)に認められてこそ
ようやく対等になれる! ボクたちを阻止できる!
さて どうする? ボクの予測……ボクにみえる未来なら
キミはレシラム(ゼクロム)と出会うだろう
共に歩むポケモンに信じられているキミは……!
世界を変えるための数式……キミはその不確定要素となれるか?
ポケモンと人のきずなを守りたいならレシラム(ゼクロム)を探すんだ!
……きっとレシラム(ゼクロム)はライトストーン(ダークストーン)の状態でキミを待っている」
  • ここでNとの決着をつけるシナリオにしていれば、ポケモンシリーズ最悪の結末を迎えることはなかっただろう。

ポケモンリーグ

チャンピオンの部屋

N「……終わった!
もうポケモンを傷つけることも しばりつけることもなくなる
トモダチ ゼクロム(レシラム)のおかげだ!
もっとも チャンピオンという肩書きではボクをとめられない
それにチャンピオン……アナタは優しすぎるんだ
数年前 パートナーだったポケモンを病で失い
心のスキマを埋めるためイッシュをさまよっていた……
本気で戦ったのも久しぶりなんでしょう
アナタのそういう部分はキライじゃないけど
ボクはチャンピオンよりもはるかに強いトレーナーとして
イッシュに号令をかける
すべてのトレーナーよ ポケモンを解き放て と!」

アデク「頼む!ポケモンと人を切り離す……
それだけはしないでくれっ!!」

N「……ボクとアナタはお互いの信念を懸けて死力を尽くして戦った
そして勝利したのはボクです
もう なにもいわないでほしい
……待っていたよ
ボクのみた未来どおり キミもストーンを手に入れたんだ
そのライトストーン(ダークストーン)……ゼクロム(レシラム)に反応しているね
……だけど! 伝説のドラゴンたちに相応しいのはここではない!
地より出でよ!プラズマ団の城!このポケモンリーグを囲め!

(ジェイミーが作ったNの城が地面から飛び出しポケモンリーグを囲むムービーが流れる)

今出現したのが!プラズマ団の城!
王の言葉……あの高みから下々にとどろかせる
キミも城に来るんだ
そこですべてを決めよう
ポケモンを完全にするため人々から解き放つか!
それともポケモンと人は共にいるべきなのか……
ボクとキミ どちらの想いが強いか……それで決まる!」
  • 「囲め」としか言っていないのでNの意図は不明だが、結果だけ見れば立派な建造物損壊行為の指示者である。

Nの城

Nの城5階 謁見の間にて

N「ボクが望むのはポケモンだけの世界……
ポケモンは人から解き放たれ 本来の力をとりもどす
……さあ 決着をつけよう
ボクには覚悟がある!トモダチのポケモンたちを傷つけても信念を貫く!
……ここまで来たからにはキミにもあるんだろう?
あるならボクの元に来てみせてほしい! キミの覚悟を!!」

N「ボクと雌雄を決する覚悟でここまでキミはやってきた……
……だのに レシラム(ゼクロム)は反応しないんだね
まだキミを英雄と認めていないのか
がっかりだね
……ボクは少しだけキミのことを気に入っていたのに
幾たびも勝負を重ねるうちに
ポケモンを大事にするトレーナーかもと感じたのに!
……だけど ボクの思い込みでしかなかった!
やはりトレーナーが勝負をしても理解しあうことなんてない!
キミにできることは2つ!
真実を求めるため ボクに挑み玉砕するか
それとも ここを立ち去り ポケモンが人から解き放たれた
新しい世界を見守るか
おいで ゼクロム(レシラム)!」

(Nの手持ちの伝説ポケモンがとっしんで壁を突き破って謁見の間に入ってくるムービー)
  • あまりにレシラム(ゼクロム)を偏重した台詞。
    • 主人公が手持ちポケモンに信頼されていることを認めていたはずだが、それはNにとって無価値なのだろうか。
    • レシラム(ゼクロム)以外のポケモンを軽視している極端な思考が垣間見える。

Nの手持ちの伝説ポケモン登場後

バッグのなか……ライトストーンがうごめいている!?

N「キミのライトストーン(ダークストーン)が……! いや レシラム(ゼクロム)が!」

周囲のオーラを取りこんだライトストーンが
それを強烈なパワーに変換し
いま……
解き放つ……!!

(主人公の持つライトストーンがレシラムに、ダークストーンがゼクロムになるムービー)

ストーンが伝説ポケモンになるムービー後

N「ゼクロムとレシラムは……
もとはひとつの命……一匹のポケモンだった
正反対にしてまったく同じ存在
ゼクロムとレシラムも
英雄と認めた人物のもとにあらわれるポケモン……
……そうか やはりキミも
そのポケモンがなんといっているか教えてあげるよ
『キミとたたかいたい なかまにしてみろ』
ここまでやってきたキミが真実を求めたいのか 確かめるつもりなんだね
ボクもキミの力を知りたい……
さあ!レシラム(ゼクロム)を捕まえキミの仲間にするんだ!!」

レシラム捕獲前にNに話しかける

N「心してかかりたまえ
レシラムは善の心を持たない人間を焼き尽くすというよ」

伝説ポケモン捕獲後、伝説ポケモンを手持ちに加えない場合

N「さて……キミのポケモンが傷ついている
そんな相手に勝っても無意味だ

(主人公のポケモンを回復させる)

ボクには未来がみえる! 絶対に勝つ!!」

伝説ポケモン捕獲後、伝説ポケモンを手持ちに入れた場合

N「……そうか
真実を追い求める英雄にその力を貸すといわれている
レシラム(ゼクロム)がキミの力を認め ともに歩むことを決めたか……
さて……キミのポケモンが傷ついている
そんな相手に勝っても無意味だ

(主人公のポケモンを回復させる)

ボクには未来がみえる! 絶対に勝つ!!」
  • この後に表示されるグラフィックでも、Nはモンスターボールを持っている。
    • そしてボールを否定するNを認めておき、かつボールの外に出ていたはずなのにNが投げたボールから出される伝説ポケモン。

Nのポケモンに最初の一撃をあたえる

N「……それでボクたちをとめられるのかい!」

Nの手持ちが最後の一匹になる

N「最後のトモダチ……ボクに勇気をわけてくれ!」

Nの手持ちの最後の一匹のHPが少なくなる

N「世界はボクではなくキミを選ぶというのか!?」

Nを撃破

N「これでボクの……理想
ポケモンの……夢は霧散する」

Nとの最終決戦後

N「…………………………
……ボクとゼクロム(レシラム)が敗れた
キミの思い……真実……
それがボクたちを上回ったか……
レシラムとゼクロム……
2匹がそれぞれ異なる英雄を選んだ……
こんなこともあるのか
同じ時代に2人の英雄
真実を求めるもの 理想を求めるもの
ともに正しいというのか?
……わからない
異なる考えを否定するのではなく
異なる考えを受け入れることで
世界は化学反応をおこす
これこそが……世界を変えるための数式……」

ゲーチス戦前の台詞

N「(主人公)!!」

ゲーチス戦後

ゲーチス「……どういうことだ?
このワタクシはプラズマ団をつくりあげた完全な男なんだぞ!
世界を変える完全な支配者だぞッ!?」
アデク「さて Nよ……
いまもポケモンと人は別れるべきだと考えるか?」
ゲーチス「……ふはは!
英雄になれぬワタクシが伝説のポケモンを手にする……
そのためだけに用意したのがそのN!!
いってみれば人の心を持たぬバケモノです
そんないびつで不完全な人間に話が通じると思うのですか」
チェレン「アデクさん こいつの話を聞いてもメンドーなだけです
こいつにこそ心がないよ!」
アデク「そうだな……本当に哀れなものよ
Nよ……いろいろ思うことがあるだろう
だが おまえさんは決してゲーチスに操られ理想を追い求めたのではなく
自分の考えで動いたのだ!
だからこそ 伝説のポケモンと出会うことができたではないか!」
N「……だが ボクに英雄の資格はない!」
アデク「そうかあ? 伝説のポケモンとともにこれからどうするか……
それが大事だろうよ!」
N「わかったようなことを
いままでお互い信じるもののため争っていた
だのに!なぜ!」
アデク「Nよ……お互い理解しあえなくとも否定する理由にはならん!
そもそも争った人間のどちらかだけが正しいのではない
それを考えてくれ」
  • なぜかNは悪くない、ゲーチスが悪いという空気になっている。
    • 別にゲーチスが悪くないというわけではないが、Nだって悪いことをしたはずなのだが。

サヨナラ

「……キミに話したいことがある

キミと初めて出会ったカラクサタウンでのことだ
キミのポケモンから聞こえてきた声が
ボクには衝撃だった……なぜなら あのポケモンは
キミのことを スキ といっていた……
一緒にいたい といっていたから
……ボクには理解できなかった
世界に人のことを好きなポケモンがいるだなんて
それまでそんなポケモンをボクは知らなかったからね……
それからも旅を続けるほどに気持ちは揺らいでいった……
心を通いあわせ 助けあうポケモンと人ばかりだったから
だからこそ
自分が信じていたものがなにか確かめるため キミと闘いたい……
おなじ英雄として向き合いたい そう願ったが……
ポケモンのことしか……いや 
そのポケモンのことすら理解していなかったボクが……
多くのポケモンと出会い
仲間に囲まれていたキミにかなうはずがなかった……
……さて チャンピオンはこんなボクを許してくれたが……
ボクがどうすべきかはボク自身が決めることさ……

(電気石の洞穴の選択肢ではいを選択した場合)

(主人公)!!
キミは夢があるといった……
その夢……かなえろ!
すばらしい夢を実現し キミの真実とするんだ!
(主人公)!キミならできる!!

(電気石の洞穴の選択肢でいいえを選択した場合)

(主人公)!!
キミよ……夢を持て!
そのために信じる道を行け!
そしていつか必ず 夢を実現するんだ!!

(以下共通)
それじゃ……
サヨナラ……!」
  • ポケモンリーグ制覇の夢がNのせいで台無しになったわけなのだが。
    • チャンピオンに挑戦する夢はクリア後に持ち越されることに。
  • とても長い台詞だが、ゲーム中の動きを見ていると捕まらないために主人公から逃げたかっただけのようにも見える。



最終更新:2018年02月05日 13:45